【ニシキギ科 ニシキギ属】 | Euonymus alatus f. ciliato-dentatus ※f. は品種を表す。 |
|
【 小真弓 】 別名 / −− | ||
●落葉低木(らくようていぼく) ●高さ:2〜3m ●花期:5〜6月 両性花(りょうせいか) ●果期:9〜11月 ●分布:北海道,本州,四国,九州 |
||
参考文献:「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社)P412 |
2006.11.21 岡山県吉備中央町「大平山」 | |
裂開した刮ハ(さくか)。1〜2個の分果に分かれるが,時に分かれないものも見られる。鮮やかな橙色が目を引く。種子は仮種皮に包まれている。 | |
H15.9.21 岡山県自然保護センター | H15.10.3 岡山市「生涯学習センター」 |
葉はニシキギ属に共通して対生(たいせい)である。枝に翼(よく)がないのが,ニシキギと大きく違うところであるが,この写真ではやや翼(よく)に似たコルク質のものが見受けられる。 | ニシキギ科らしく紅葉はたいへん美しい。遠目に見ると,紅色の花が咲いているのかと思うほどだ。 葉がうちがわに巻き込んでいるのは,たまたまなのだろうか? |
H16.11.21 岡山県自然保護センター | 2006.11.21 岡山県「大平山」 |
葉柄(ようへい)は短く無毛。葉脈の隆起は目立たない。 | 若い枝は緑色を帯び,縦の裂け目ができる。 4稜が発達して板状になっていれば,ニシキギということになる。 |
H15.921 岡山県自然保護センター | 2005.10.16 岡山県自然保護センター |
裂開前の果実。 | 裂開が始まった果実。 |
2005.11.13 岡山県「大平山」 | 2008.4.28 岡山県「ヒイゴ池湿地」 |
冬芽。複数の芽鱗につつまれた紡錘形。芽鱗の先端部が褐色。 | コマユミのつぼみ。 |
2008.5.6 岡山県自然保護センター | |
両性花をつける。花弁は4個あるが,黄緑色で小さい。雄しべが4個あり,黄色の葯(やく)がよく目立つ。花柱は1個ある。花軸は1〜3pあり,花の割りに長い。 | |
●備 考●
(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.