ナス科クコ属クコ,学名:Lycium chinense,かのんの樹木図鑑
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 【ナス科 クコ属】  Lycium chinense
 ク コ  
【 枸杞 】   別名/ −− 英名/Chinese Wolfberry
 ●落葉低木
 ●高さ:1〜2m
 ●花期:7〜11月
 ●果期:晩夏〜初冬
 ●分布:中国原産(本州,四国,九州,沖縄で野生化)
 
参考文献
・山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」P366 ※1
・山陽新聞社「原色図鑑岡山の薬草」P118 ※2

2006.12.2 岡山市「半田山植物園」
真っ赤な液果は美味しそうだが,有毒といわれるヒヨドリジョウゴを思い出し,逆に食べるのをためらってしまう。ナス科には草本が多く,有用な野菜類も多い。ナスをはじめ,ジャガイモ,トマト,トウガラシ,シシトウガラシ,ピーマン,タバコなど。
H15.11.9 岡山県「21世紀の森」 2006.12.2 岡山市「半田山植物園」
葉はふつう互生(ごせい),短枝(たんし)の先に束生状(そくせいじょう)につくことも多い。
葉は全縁
(ぜんえん)で,先端はあまりとがらない。質は柔らかく,両面とも無毛。
2005.8.29 岡山県「21世紀の森」 H15.11.9 岡山県「21世紀の森」
紫色の小さな両性花。花冠は5裂し,雄しべは5個。上の写真は花弁が裏に巻き込み,あまり元気がない。 液果。直径1〜1.5pの楕円形で赤く熟す。とても美味しそうだが,そのまま食べてもあまり美味しくない。果実酒,ドライフルーツなどとして利用される。
2006.12.2 岡山市「半田山植物園」
茎には稜があり,刺状の小枝が,葉腋(ようえき)や枝先に見られる。
見どころ
クコの果実は枸杞子(くこし),根皮は地骨皮(じこっぴ),葉は枸杞葉(くこよう)という生薬。強壮や解熱など様々な効果があるとされる。若葉はお浸しや和え物にもなる。
名の由来
岡山県情報
岡山県全域に自生する。
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