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 【モチノキ科 モチノキ属】 学名 : Ilex sugerokii
 クロソヨゴ
【 -- 】   別名 / ウシカバ 
 ●落葉低木,小高木
 ●高さ:2〜5m
 ●花期:6〜7月,雌雄別株
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州(山梨県以西),四国
参考文献
1) 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」P472
2010.1.20 岡山県久米郡美咲町
葉は互生(ごせい)。葉身は卵形〜長楕円形で,長さ約2〜4cm。基部は丸〜くさび形で,先端は尖る。縁の上半分に浅い鋸歯(きょし)がある。表面には光沢があり,主脈上に毛が多い葉もある。
ソヨゴよりも明らかに小さく,縁も波打たない。
2010.1.20 岡山県久米郡美咲町
裏面は無毛で,側脈(そくみゃく)が不明瞭。葉柄は長さ3〜5mm。時に紫色を帯びることもある。
果実は球形で直径約7mm,果柄は2〜4cmあり,赤色に熟す。
2010.1.20 岡山県久米郡美咲町 2010.1.20 岡山県久米郡美咲町
樹皮は,やや赤みを帯びた灰褐色。ソヨゴの白っぽい樹皮に対して,黒と称される所以。 本年枝は,緑色で細かな毛が密生し,鈍い稜がある。
見どころ
葉は,ソヨゴよりも明らかに小さく,縁が波打たないが,花や果実の様子はよく似ている。林内で低木として見かけることが多い。
名の由来
ソヨゴの白っぽい樹皮に比べ,樹皮が黒っぽいことによる。
岡山県情報
岡山県内での自生地は,ほぼ県北に限られている。
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