もどる ホーム

 モクセイ科 イボタノキ属】 学名 : Ligustrum ovalifolium
  オオバイボタ  
【 大葉いぼた 】   別名 / −−
 ●半常緑低木
 ●高さ:2〜6m
 ●花期:6〜7月
 ●果期:
 ●分布:本州,四国,九州,朝鮮半島
参考文献 山と渓谷社「樹に咲く花」
H16.12.25 岡山県「半田山植物園」
葉は対生(たいせい)で,縁は全縁(ぜんえん)。両面とも光沢があり,厚みがあるが,しなやかで柔らかい手触り。(ネズミモチとは全く異なる感触)
葉の形には変異が多いらしいが,内陸性のものほど細い傾向がある。主脈(しゅみゃく)は裏面に隆起し,日にかざすと側脈が透けて見える。
H16.12.25 岡山県「半田山植物園」 H16.12.25 岡山県「半田山植物園」
なぜかほとんどすべての葉が,穴ぼこだらけ…。だれの仕業?
H16.12.25 岡山県「半田山植物園」 H16.12.25 岡山県「半田山植物園」
短枝(たんし)っぽい枝についた冬芽。数枚の芽鱗(がりん)に包まれている。
H16.12.25 岡山県「半田山植物園」 H16.12.25 岡山県「半田山植物園」
葉痕(ようこん)は半円形で,やや隆起している。
H17.3.6 岡山県「半田山植物園」
葉芽(はめ・ようが)がだいぶ展開してきた。
H16.12.25 岡山県「半田山植物園」 H16.12.25 岡山県「半田山植物園」
樹皮(じゅひ)は,灰褐色で,横長の皮目(ひもく)が目立っていた。 なぜか枝にこのような,ぼこぼこが多く見られた。

● 備 考 ●

  1. ミヤマイボタ
    ・葉の先は尖る。雄しべは花冠から突き出る。イボタノキよりも標高の高いところに自生する。
     
  2. イボタノキ
    ・葉の先端が丸い。雄しべは花冠から少し出る程度。岡山県では全域に自生し,吉備高原都市周辺でも時折目にする。標高が上がるにつれ,ミヤマイボタが増えてくる。
     
  3. オオバイボタ
    ・葉には光沢があり葉脈が目立つ。花序は大きく,雄しべは花冠から突き出る。本来は,暖地の海岸付近に自生するが,緑化樹として利用される。

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 もどる ホーム


Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system