モクセイ科ハシドイ属ムラサキハシドイ(ライラック),学名:Syringa vulgaris,かのんの樹木図鑑
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 モクセイ科 ハシドイ属】  Syringa vulgaris
 ムラサキハシドイ(ライラック)  
【 紫丁香花 】   別名 /ライラック(Lilac,英名),リラ(仏名)
●落葉低木
●高さ:2〜4m
●花期:4〜5月
●果期:
●分布:ヨーロッパ,バルカン半島原産 
(明治時代中期に渡来)
     日本では各地で植栽されるが,やや冷涼な気候を好む。
参考文献
「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社)P267
「ほんとの植物観察2」(地人書館)P54

2011.4.29 岡山県加賀郡吉備中央町(植栽)
2011.4.29 岡山県吉備中央町(植栽) 2011.4.30 岡山県吉備中央町(植栽)
枝先に円錐花序(えんすいかじょ)をつける。花筒(かとう)は細長く先端部で4裂する。香りがよい。園芸品種が500余りあり花色は様々。
2005.5.7 岡山県高梁市(植裁) 2011.4.29 岡山県吉備中央町(植栽)
葉は対生(たいせい)。葉身は長さ4〜10pの三角状広卵形で,先端は尖り,基部は切形または,浅い心形。縁は全縁(ぜんえん)
H15.12.7 岡山市「半田山植物園」
刮ハ(さくか)をつける。
H15.12.7 岡山市「半田山植物園」 H15.12.7 岡山市「半田山植物園」
皮目(ひもく)がある。
台木として比較的近縁のイボタノキオオバイボタが利用される。
移植後,ひこばえを放置すると台木が勝り,イボタノキやオオバイボタが花をつけるようになることがあるそうだ。 (地人書館「ほんとの植物観察2」)
名の由来
紫色の花をつけるハシドイ(S. reticulata)の意味。ハシドイは日本及び朝鮮半島に自生する落葉小高木。
学名のyringa は,笛の意味で,本種の材で笛を作ったことによるそうだ。
岡山県情報
ヨーロッパ原産。庭木や公園樹としてよく植栽される。
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