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 モクセイ科 モクセイ属】   Osmanthus fragrans var. aurantiacus
  キンモクセイ
 
【 金木犀 】   別名 /
●常緑小高木
●高さ:4〜8m
●花期:9〜10月
●分布:中国原産
    (日本でウスギモクセイから育成されたという見解もある)※1
参考文献
・「フィールドベスト図鑑vol.4 花木・庭木」(学研) 監修 西田尚道 P217
・「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社)P293 ※1
・「木の名の由来」(東京書籍)深津正・小林義雄 P253-255 ※2

2006.9.24 岡山県自然保護センター
小さなオレンジ色の花が葉腋(ようえき)に無数につき,広範囲に甘い香りを漂わせる。花冠は肉厚で4深裂する。
雌雄異株(しゆういしゅ)で,日本には雄株しか知られていない。雄花には,2個の雄しべと不完全なめしべがあるが,雌しべはないことも多い。結実しない。
H15.2.15 岡山市半田山植物園
葉は対生。(これはモクセイ科に共通)
ギンモクセイよりも細長く,薄い。質感はぱりぱりした感じ。縁はふつうは全縁(ぜんえん)。主脈(しゅみゃく)は,表面でくぼんで,うら面に隆起する。
H16.11.27 岡山県吉備中央町 H16.3.13 岡山県「牧場の館」
よく観察するとこのような激しい鋸歯もよく見られる。 冬芽。
H15.2.15 岡山市半田山植物園 H16.7.10 岡山県吉備中央町
樹皮(じゅひ)は,灰褐色。菱形の皮目(ひもく)が目立ち,縦に浅い割れ目ができる。
2006.9.24 岡山県自然保護センター
香りの良さから庭木に利用されることが多い。

● 備  考 ●
  1. ギンモクセイ(Osmanthus fragrans)の変種。変種名 var. aurantiacus は橙黄色の意味。※2

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