モクセイ科モクセイ属ヒイラギ,学名:Osmanthus heterophyllus,かのんの樹木図鑑
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 モクセイ科 モクセイ属】 学名 : Osmanthus heterophyllus
  ヒイラギ  
【 柊・柊樹 】   別名/メツキバラ,ヒヒラ
 ●常緑小高木
 ●高さ:4〜8m
 ●花期:11〜12月 (雌雄異株)
 ●果期:核果(かくか) 6〜7月
 ●分布:本州(関東地方以西),四国,九州,沖縄
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑5〉,2001年,P290
(2) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年,P200
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年
2003.1.31 岡山県「鳴滝森林公園」
2002.12.22 福岡県「大濠公園」 2002.12.22 福岡県「大濠公園」
葉は対生(たいせい),葉身は長さ3〜7pの楕円形。革質で厚く光沢がある。
幼木では鋸歯が2〜5対あり,鋭く触れると痛いが,老木になるほど鋸歯が浅くなり,最終的には全縁
(ぜんえん)になる。同一の株の中でも,環境によって様々な葉が見られる。
2012.11.23 岡山県真庭市勝田町
2005.10.30 岡山県「自然保護センター」
2004.12.11 岡山県吉備中央町
雌雄異株(しゆういしゅ)。雄花には雄しべが2個ある。中央に雌しべの痕跡があるが,結実する能力がない。
2007.2.4 岡山県吉備中央町「大平山」 2012.1.21 岡山県高梁市巨瀬町「祇園寺」
樹皮はやや白っぽい褐色。いぼ状コルク質の皮目が目立つ。老木になると細かな割れ目が目立つようになる。
2012.1.29 岡山県美咲町和田北
「鳥ヶ乢(とりがたわ)のヒイラギ」 高札によると推定樹齢300年,樹高15mだそうである。ヒイラギは寿命が長く,名木と称される木が各地で見られる。
これらの区別は私はちょっと自信がない…
ヒイラギモクセイ ヒイラギとギンモクセイの雑種
ヒイラギよりも光沢が鈍く,鋸歯は小さく8〜10対と数が多い。
全縁の葉はほとんどない。
ギンモクセイ  
ヒイラギよりも細長くやや薄い。
ウスギモクセイ ギンモクセイの変種
全縁または多少の鋸歯がある。質は薄く波打つ。
キンモクセイ ギンモクセイの変種
薄く波打つ。細かな鋸歯があるか,全縁。
シナヒイラギは,中国原産のモチノキ科の常緑小高木で,ヒイラギモドキ,クリスマスホーリーなどとも呼ばれる。「ヒイラギ」と名が付くのは,葉の鋭い鋸歯がヒイラギに似ているためであるが,分類上は全く縁遠い。
分かりやすい相違点は葉の付き方で,モクセイ科のヒイラギが対生であるのに対して,モチノキ科のシナヒイラギは互生である。
節分にヒイラギの枝とイワシの頭を戸口にさし,邪気の侵入を防ぐ風習が各地にある。
*ヒイラギは関東地方以西に分布するため,東北地方などではカヤ(イチイ科)が用いられるそうだ。
材は淡い黄白色で,緻密,強靱であるため,道具の柄や算盤珠(そろばんだま),印材,将棋の駒などに使用される。
(1)(2)
兵庫県の「播州そろばん」の算盤珠は,江戸時代にはほとんどがヒイラギの材だったそうだ。

刈り込みに強く,鋭いトゲが防犯に役立つことから生け垣に利用される。
名の由来
「ひいらぐ木」が由来とされる。「ひいらぐ」とは,ヒリヒリ痛むことの意味だそうだ。(2)
岡山県情報
岡山県内では,南部から中部にかけて広く分布する。北部では少ない。
耐陰性があり,照葉樹林内やスギやヒノキの人工林内でもしばしば目にする。
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