【モクレン科 ユリノキ属】  Liriodendron tulipifera
  ユリノキ 
【 百合の木 】   別名 /ハンテンボク,チューリップツリー
●落葉高木
●高さ:20〜30m
●花期:5〜6月
●果期:10月
●分布:北アメリカ東部原産(明治時代に移入)
参考文献「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) P386

2006.9.19 岡山県「チボリ公園」 H14 岡山県長船町「美しい森」
高木になるため庭木にされることは,やや少ないが,まっすぐに伸びる樹形が美しく街路樹,公園樹として人気がある。倉敷市のチボリ公園にもユリノキ並木がある。 秋の紅葉も大変美しく,個人的にも大好きな樹木だ。
2006.5.20 岡山県「半田山植物園」 H15.12.7 岡山市「半田山植物園」
枝先に大輪の花をつける。これをチュウリップに見立て,チューリップツリーの別名がある。ただ,花は高いところにあるため余り,目につかない。 果実は,翼果(よくか)が集まった集合果(しゅうごうか)。中心部からばらばらになり,落下する。
H15.12.7 岡山市「半田山植物園」 H15.10.27 岡山県吉備中央町豊岡上
くるくると回転しながら落ちるだけでなく,風にあおられて,上昇する様子も見かける。うまく風に乗ると,かなりの距離を飛ぶようだ。 托葉(たくよう)。
2006.9.19 岡山県「チボリ公園」 H14 岡山県長船町「美しい森」
とてもユニークな葉の形。葉を見ればこの木を間違えることはない。葉の形を袢纏(はんてん)に準えたところから別名のハンテンボクがある。
H15.2.27 岡山県加茂川町「21世紀の森」 H15.2.27 岡山県加茂川町「21世紀の森」
幼木と老木では,樹皮(じゅひ)の様子もかなり異なる。老木では割れ目がめだち,整ったねじれが美しい。
H15.12.30 岡山市「子供の森公園」 H15.12.30 岡山市「子供の森公園」
葉痕(ようこん)。維管束痕は10個ある。
托葉痕(たくようこん)が枝を一周している。
頂芽(ちょうが)は,アヒルのくちばしに例えられる。これを見れば,モクレン科であることも頷ける。

●豆知識●
  1. Liriodendron(ギリシャ語「leirion(ユリ)+dendron(木)」に由来)
    tulipifera(チューリップのような木という意味)
     
  2. 別名の「ハンテンボク」は葉の形が衣類のはんてんににていることによる。

(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 


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