ミツバウツギ科ショウベンノキ属ショウベンノキ,学名:Turpinia ternata,by.かのんの樹木図鑑
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【ミツバウツギ科 ショウベンノキ属】 | 学名 : Turpinia ternata | |
【 小便の木 】 別名 / ヤマデキ | ||
●常緑小高木 ●高さ:3〜4m ●花期:5〜6月 ●果期:11月 ●分布:四国,九州,沖縄 |
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参考文献 1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑4〉,2001年,P494 2) 川原勝征『南九州の樹木図鑑』,南方新社,2009年 |
▲葉は三出複葉。厚くて,しっかりとした質感で,一見して三出複葉に見えにくい。 | |
▲果実は肉質で,11月頃に赤く熟す。 | |
▲樹皮は若いうちは緑色,幹は黒くてのっぺりとしており,エゴノキを思わせる。 | |
2014.7.29 鹿児島県熊毛郡屋久町 西部林道 ・ 志戸子 | |
「春先に枝を切ると,切り口から臭気のある樹液が大量にあふれでてくることから小便の木の名がついた。」(1) 枝を切ると樹液があふれるという特徴からつけられたものに,サンカクヅル(ブドウ科)やミズキ(ミズキ科)がある。サンカクヅルは,別名をギョウジャノミズ(行者の水)といい,ありがたい水というイメージだが,ショウベンノキは,臭気のあるありがたくない水のようだ。 |
岡山県には分布しない。 |
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