←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!かのんの樹木図鑑,フユザンショウ,学名:Zanthoxylum armatum var. subtrifoliatum

 ミカン科 サンショウ属】  Zanthoxylum armatum var. subtrifoliatum
  フユザンショウ 
【 冬山椒 】   別名 /フダンザンショウ
 ●常緑低木(じょうりょくていぼく)
 ●高さ:1.5〜3m
 ●花期:4〜5月 (雌雄異株) 
※日本では雄株は見られず単為生殖する。
 ●果期:8月
 ●分布:本州(関東地方以西),四国,九州,沖縄
参考文献:「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社) P254
2008.6.21 岡山県美咲町
葉は互生
(ごせい)。奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)で小葉(しょうよう)は1〜3対、基部はくさび形で、先端は尖る。縁には浅い鋸歯(きょし)が並び、くぼんだ部分に腺点(せんてん)がある。両面とも無毛だが、裏面の主脈上には刺がある。刺は小さくても結構、硬い。
葉軸には翼
(よく)があり、裏面には大きな刺が数本と、小さな刺がまばらにある。
H15.6.17 岡山県加茂川町尾原 H17.1.1 岡山県御津町虎倉
H15.6.17 岡山県加茂川町尾原 H17.1.1 岡山県御津町虎倉
両面とも無毛。 小葉(しょうよう)の付け根,葉軸の上面には,赤みを帯びた鋭い刺がある。
 2008.5.5 岡山県久米郡美咲町 H15.8.11 岡山県加茂川町円城 
雌花。葉腋(ようえき)に黄緑色の花序をつける。花被片(かひへん)は8個。 未熟な果実。
2005.11.17 岡山県吉備中央町尾原 2005.11.17 岡山県吉備中央町尾原
山渓の「樹に咲く花」では,果期が8月となっているが,この個体が実際に果実を熟したのは10〜11月。果実は2個の分果に分かれ,熟すと裂開しツヤのある黒い種子をのぞかせる。赤い果皮と、黒い種子の2色効果で鳥を呼び寄せる効果を高めていると思われる。分果は卵球状で直径約5mm,種子は球形,直径約4mm。
H15.6.17 岡山県加茂川町尾原 H17.1.1 岡山県御津町虎倉
若い刺はときに赤味を帯びる。
H17.1.1 岡山県御津町虎倉 H17.1.1 岡山県御津町虎倉
樹皮(じゅひ)の様子。このような太い幹でも刺が対生(たいせい)についているのがよく分かる。皮目(ひもく)が目立つ。 若い樹皮(じゅひ)は明るい緑色。
見どころ
吉備中央町の山中で時折見かけるが、1本だけの場合が多い。鳥による種子散布が行われているのであろう。鋭い刺や、刺激的な辛さをもつ果実は哺乳動物を拒んでいるように思える。
名の由来
常緑で冬でも青々としているサンショウの意。
岡山県内に自生するサンショウイヌザンショウカラスザンショウ、コカラスザンショウはいずれも落葉樹。
岡山県情報
岡山県では,中部から南部にかけて分布。
暖地の林内や岩場に多い常緑低木で,県北には少ない。
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです


かのんの樹木図鑑 渓舟の昆虫図鑑

Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system