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   【メギ科 ヒイラギナンテン属】  Mahonia japonica
  ヒイラギナンテン 
【 柊南天 】   別名 /トウナンテン(唐南天)
 ●常緑低木
 ●高さ:3m
 ●花期:3〜4月
 ●果期:6〜7月
 ●分布:中国〜ヒマラヤ・台湾原産
        
(17世紀(江戸時代)に薬用目的で渡来したと言われる) ※2
参考文献
・「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社) P145
・「もち歩き図鑑 花木ウォッチング」(オーイズミ) P83 ※2

2006.12.30 岡山県吉備中央町
生長してもせいぜい2mぐらいなので,高木の根本や,玄関先に植えられている様子をよく見かける。洋風な家にもなんとなく合いそうだ。冬には日当たりの良い葉は赤味を帯びる。
H14.1.2 岡山県御津町 H14.1.2 岡山県御津町
葉は互生で奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)。枝先に集まってつく傾向がある。
小葉(しょうよう)は,革質で厚く,光沢があり,鋸歯(きょし)は鋭く,触れると痛い。
樹皮(じゅひ)にはコルク質があり,不規則な割れ目ができる。
H17.3.13 岡山市「半田山植物園」 H17.3.13 岡山市「半田山植物園」
枝先に総状花序(そうじょうかじょ)を数本つける。花には短い柄があり,元の方から順々に開花していく様子が分かる。

今年初めての開花を確認。この様子だと数日前から開花していたと思われる。岡山市は吉備高原よりも一足先に春が来るのがよく分かる。
ひとつひとつの花をよく見てみると…
萼片(がくへん)が9個(外側の3個はこの写真では見えない),花弁が6個,先端が浅く2裂しているのが分かる。また,中央には雌しべが1個,その周辺に雄しべがやはり6個あるようだ。
3数性を示すのは原始的なグループの特徴と言われている。
H15.6.22 岡山県「円城道の駅」 H17.6.18 岡山県真備町
液果はだ円形。黒紫色に熟し,白い粉をふく。
果実(かじつ)の付け根には,まだ包(ほう)が残っている。
種子は,茶褐色で細長い。
H15.11.6 岡山県「21世紀の森」
3月〜4月の開花にむけて,茎の頂部には総状花序(そうじょうかじょ)が成長している。多数の花芽(かが・はなめ)が見られる。花芽のまわりにあるのは包(ほう)だと思われる。

●豆知識●
  1. ヒイラギナンテンの名は,鋸歯の様子がヒイラギ(Osmanthus heterophyllis)に似て,複葉の様子がナンテン(Nandina domestica)に似ることによる。メギ科なので分類上はナンテンに近い。
     
  2. ヒイラギナンテンは,花びらが6個,萼片(がくへん)が9個,雄しべが6本で,3数性を示している。このように3数性を示す仲間は,メギ科の他にもアケビ科などがあり,原始的なグループの特徴といわれる。
     
  3. マホニアメディア(Mahonia ×media)は,中国原産の園芸種。ヒイラギナンテンとよく似ているが,花期が1〜2月と早く,総状花序(そうじょうかじょ)を直立してつける点が異なる。
●ちょこっと学名●
  • 属  名 Mahonia : 19世紀のアメリカの植物学者B.M.マホン
  • 小種名 japonica : 日本産の

メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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