マツブサ科マツブサ属マツブサ,学名:Schisandra nigra ,by.かのんの樹木図鑑
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 【マツブサ科 マツブサ属】 学名 :Schisandra nigra
 マツブサ
【 松房 】   別名 / ウシブドウ(牛葡萄)
 ●落葉つる性木本
 ●高さ:−−
 ●花期:6〜7月
 ●果期:10月
 ●分布:北海道,本州,四国,九州
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P388
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P78

2010.6.11 岡山県高梁市「臥牛山」
葉は互生(ごせい)。短枝(たんし)の先に3〜4枚が集まってつく。葉身は広卵形,長さ2〜6p。肉厚で両面とも無毛で光沢がある。鋸歯(きょし)は低くまばら。
2010.6.11 岡山県高梁市「臥牛山」
保育社,原色樹木図鑑,1959年は,葉の下面が白色を帯びるものをウラジロマツブサ(var.hypoleuca Makino)としている。写真の個体はそうか?
2010.6.11 岡山県高梁市「臥牛山」 2010.6.11 岡山県高梁市「臥牛山」
つぼみ。短枝(たんし)から長い柄を出して垂れ下がる。
2011.6.27 岡山県高梁市「臥牛山」 2010.7.15 岡山県高梁市「臥牛山」
直径8〜10oの液果を房状につける。10月頃に青黒色に熟す。
2010.7.15 岡山県高梁市「臥牛山」
2011.5.22 岡山県加賀郡吉備中央町 2011.5.22 岡山県加賀郡吉備中央町
サネカズラ(ビナンカズラ)(Kadsura japonica)と葉の質感は似ているが,本種の方が葉身が短い。また,果実の形態は全く異なる。
名の由来
枝や葉,果実などを傷付けると,松脂(まつやに)のような香りがする。また,果実が房状につくことから松房と呼ばれる。(2)
岡山県情報
岡山県内では中部から北部にかけて広く分布するが,個体数はあまり多くないように感じている。
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