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 【マツ科 アブラスギ属(ユサン属)】 学名 :Keteleeria davidiana var. formosana
 ユ サ ン
【  】   別名 / アブラスギ・シマモミ
 ●常緑高木
 ●高さ:30〜40m
 ●花期:〜月
 ●球果:〜月
 ●分布:中国南部・台湾原産(大正時代に渡来)

2006.4.16 岡山県「半田山植物園」
半田山植物園の中を彷徨っていて,見慣れない葉が目についた。カヤのように2列に並んだ葉は,触っても痛くなく,柔らかく,光沢が強い。葉の幅も広目だ。プレートを探してみると,「ユサン」という聞き慣れない名があった。ネームプレートの説明によると,「幹はやや屈曲し,樹幹は扁円形。樹皮(じゅひ)は暗褐色。寒さに強い。」そうだ。
2006.4.16 岡山県「半田山植物園」
葉は裏も表も光沢が強い。厚みは見た目ほどはなく,触るとしなやかでやや柔らかい感触がある。葉裏の気孔帯(きこうたい)は,白みがなく目立たない。
2006.4.16 岡山県「半田山植物園」 2006.4.16 岡山県「半田山植物園」
近くに落ちていた球果(きゅうか)。おそらくユサンのものだと思われる。

●備  考●
  1. 材に油分が多いとのこと。アブラスギ,ユサンの名もそれに由来すると思われる。

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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