【マツ科 マツ属】 | Pinus thunbergii | |
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【 黒松 】 別名 /オマツ(雄松) | ||
●常緑高木 ●高さ:25m ●花期:4〜5月 雌雄同株(しゆうどうしゅ) ●果期:翌年10月ごろ ●分布:本州,四国,九州 |
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参考文献 ・「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社) P196 |
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H15.10.12 岡山県自然保護センター | H16.1.12 岡山県吉備高原 |
クロマツの冬芽の鱗片は灰褐色。アカマツは赤褐色なので容易に区別できる。 | 昨年にできた小さな松ぼっくり(球果)がついている。 |
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H16.2.1 岡山県玉野市 | 2005.12.10 岡山県「子供の森」 |
身近に見ているクロマツだが,何が何なのかほとんど知らなかった自分に驚く。 この本年枝(ほんねんし)の先端にあるのが,雌花のつぼみということだ。雄花は,本年枝の付け根にできるそうだが,この日雄花を見つけることができなかった。 |
クロマツの葉の方がアカマツよりもふつう長い。また,質が硬く,クロマツは触れると痛いが,アカマツはさほど痛くない。 |
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2005.12.10 岡山県「子供の森」 | 2006.12.3 岡山県吉備中央町 |
球果(きゅうか)。鱗片は湿度により開閉する。晴れた日に開き翼(よく)のついた種子を風で散布する仕組みになっている。種子の翼(よく)は湿り気を得ると脱落する。 個体差にもよるが,一般的にクロマツの球果(きゅうか)の方がアカマツよりもやや大きい。 |
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2006.12.3 岡山県吉備中央町 | |
樹皮は,アカマツに比べ黒色が濃い。 写真は,吉備中央町内でアカマツに混じって野生化していたクロマツ。冬芽の鱗片の色や葉の質は明らかにクロマツの特徴を示していたが,樹皮がやや赤みを帯びているのは,アカマツとの交雑のためか?? |
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