マンサク科マンサク属アテツマンサク,学名:Hamamelis japonica var. glauca,かのんの樹木図鑑
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 【マンサク科 マンサク属】 Hamamelis japonica var. glauca
  アテツマンサク 
【 阿哲満作 】   別名 / −−
 ●落葉小高木
 ●高さ:
 ●花期:3〜4月
 ●果期:
 ●分布:本州(中国地方),四国(愛媛県)
参考文献:「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社) P19

 H17.2.5 岡山県「21世紀の森」 H16.2.26 岡山県「21世紀の森」
 右側に見えるのが葉芽(はめ・ようが)。他のマンサクと同様に,葉の展開よりも先に咲く。 平成16年は2月20日ぐらいから黄色い花が目立つようになった。この場所には10数本はありそう。周囲の落葉樹が葉を展開する前なので,黄色い花がとてもよく目立つ。
H16.2.26 岡山県「21世紀の森」 H16.3.12 岡山県吉備中央町
 花弁と萼片(がくへん)は4個ずつある。雄しべは4個あり,の葯(やく)は黄色。その間に小さな線形の仮雄しべが4個ある。
 雌しべは中央に1個あり,先端は2裂する。
こちらの花はすでに雄しべが役目を終えて脱落している。指でそっと触れただけで,花びらもはらはらと落ちた。
この年,すでにアテツマンサクの花期は終わろうとしていた。
H16.3.12 岡山県吉備中央町 H16.3.12 岡山県吉備中央町
アテツマンサクは,萼片が黄色であるのが特徴。
2005.8.18 岡山県吉備中央町 2005.8.18 岡山県吉備中央町
2005.8.18 岡山県吉備中央町 H16.3.12 岡山県吉備中央町
樹皮(じゅひ)は,灰色。
シナマンサク(Hamamelis mollis)は,枯れ葉が花の時期まで残る。

アテツマンサクは,花の中心部に暗紫色がなく黄色なのが特ちょう。(写真はシナマンサク→) 
→アテツマンサクの幼木
名の由来
岡山県の阿哲地方で最初に発見されたことによる。
岡山県情報
岡山県吉備中央町内にはアテツマンサクが自生している。山渓の図鑑によると分布は中国地方と四国の愛媛県となっている。平成16年には,2月ごろすでに開花していたようだ。
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