【マンサク科 フウ属】  Liquidambar styraciflua   
 モミジバフウ (アメリカフウ)  
【 紅葉葉楓 】   別名 / アメリカフウ
 ●落葉高木
 ●高さ:20m
 ●花期:4月 雌雄同株(しゆうどうしゅ)
 ●果期:
 ●分布:北米中南部から中米原産 (大正時代に渡来)
参考文献:「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社) P32

H15.10.3 岡山市「生涯学習センター」 H15.9.14 岡山県吉備中央町 〜公園〜
葉には,ふつうタイプと,深切れタイプの2種類がある。ちなみに上の写真は,同じ1本の個体のものである。 まっすぐに伸びる樹形は美しく,街路樹や公園樹としてよく利用される。工場や企業の敷地に植えられているのもよく見かけるが,一般家庭の庭にはやや大きすぎるようで,庭木としての利用はあまりないようだ。
2006.4.24 岡山県 「池田動物園」
雌雄同株(しゆうどうしゅ),つまり1本の木に雄花と雌花がつく。
総状に付いているのが雄花序。下の方に1本だけ長い柄の先についているのが雌花序である。花弁がなく目立たないため,なかなか気付きにくい。
2005.5.14 岡山県吉備中央町 〜庭木〜
雌花序。たくさんの花が集まっている。突き出ているのは柱頭で,先端が2裂しているようだ。目立たないので花の存在に気付く人は少ない。
H15.12.26 岡山市「運動公園」 2005.12.10 岡山県「子供の森」
刮ハ(さくか)がたくさん集まった集合果(しゅうごうか)。穴から翼(よく)の付いた種子をばらまく。落葉後も枝に長く残るので,よく目につく。 クリスマスリースの材料にもなるよ。
H16.2.7 岡山県吉備中央町 〜庭木〜  2006.12.27 岡山県吉備中央町
枝の様子。ニシキギほどではないが,枝にはコルク質の翼(よく)が発達している。同属のタイワンフウには,翼がない。 冬芽。固い芽鱗(がりん)でよろいのように守られている。

●見分けるポイント●

  1. 葉の形は,カエデのなかまににているが,カエデは葉が必ず対生(たいせい)であるので容易に区別できる。
     
  2. 近縁種の中国原産タイワンフウ(Liquidambar formosanaは,葉が3中裂する。また,タイワンフウの枝には翼(よく)がない。樹皮(じゅひ)の感じも両者で異なる。
●備 考●
  1. 端正な樹形,秋の紅葉が美しく,落葉後,長く枝に残る果実(かじつ)も風情があり,タイワンフウとともに街路樹や公園樹として盛んに植えられている。

(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです


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