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 【マメ科 マメ亜科 ハギ属】  Lespedeza thunbergil
 ミヤギノハギ  
【 宮城野萩 】   別名/ ナツハギ(夏萩),イトハギ(糸萩)
 ●落葉低木
 ●高さ:2m
 ●花期:7〜9月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:北海道,本州,四国,九州で植裁

H15.8.29 岡山県吉備中央町「21世紀の森」 H15.8.29 岡山県吉備中央町「21世紀の森」
枝は下に垂れて,地面に接するほどになる。他のハギは,ほとんど垂れることはない。 枝は根元まで草質でしなやかなため,たれ下がる。
H15.8.29 岡山県吉備中央町「21世紀の森」 H15.8.29 岡山県吉備中央町「21世紀の森」
葉はハギ属に共通して,3出複葉。葉先はとがる。他のハギ類にくらべると細長い。
葉腋(ようえき)から蝶形花(ちょうけいか)を出す。
萼片(がくへん)は深く4つに裂けているのは同定のポイントになる。

●見分けるポイント●

  1. 他のハギ類との区別
    ・枝がしなやかで,花期には垂れ下がり地面に接するほどになる。
    ・葉は他のハギ類にくらべると細長く,先端が尖る。
    ・萼片(がくへん)は,深く4つに切れ込む。
●豆知識●
  1. 公園や庭園などに広く植裁される。ケハギから選抜された園芸品種と言われ,山野には自生しない。
  2. 宮城県産との説があり,宮城県の県花に指定されている。花が夏の初め頃から咲くので,ナツハギ(夏萩)という別名がある。

参考文献:「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社)P106
参考文献:「葉でわかる樹木 625種の検索」(信濃毎日新聞社)馬場多久男著 P256

メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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