←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!かのんの樹木図鑑,イヌビワ,ホソバイヌビワ,学名:Ficus erecta
【クワ科 イチジク属 イチジク亜属】 | Ficus erecta | |
【 犬枇杷 】 別名/イタビ,イタブ,コイチジク,ウシノシタ | ||
●落葉小高木(らくようしょうこうぼく) ●高さ:3〜5m ●花期:4〜5月 雌雄異株(しゆういしゅ) ●果期:10〜11月 ●分布:本州(関東地方以西)・四国・九州・沖縄 |
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参考文献:「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P338 ※1 |
枝や葉を傷つけると,白い乳液がでるのはイチジク属の特徴である。 | |
イヌビワは「びわ」と名が付くが,クワ科イチジク属である。(ビワはバラ科)イヌには「劣るもの」という意味があり,ビワに似ているが,ビワよりも劣るものという意味である。イチジク属なのだから,当然ビワよりもイチジクに似ている。「イヌイチジク」の方が相応な気がする。ところが,イチジクが日本に渡来したのは,寛永年間(1624-44)と考えられている。ビワも中国からの渡来説が有力だが,奈良時代にはすでに日本にあったと言われているので,比較の対象とされたのは「イチジク」ではなく「ビワ」だったというわけ。 | |
沿岸部の林内,暖地の山地や丘陵に多い。岡山県内では,沿岸部を中心とする南部に広く分布する。 | |
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