クワ科イチジク属ガジュマル,学名:Ficus microcarpa,by.かのんの樹木図鑑
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【クワ科 イチジク属】 | 学名 : Ficus microcarpa | |
【 榕樹 】 別名 / ガシュマンキ | ||
●常緑高木 ●高さ:10〜20m ●花期:個体により花期はまちまち ●果期: ●分布:九州(屋久島以南),沖縄 |
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参考文献 1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P336 2) 川原勝征『南九州の樹木図鑑』,南方新社,2009年,P121 |
2013.7.29 鹿児島県熊毛郡屋久町仲間 | |
▲「葉身は幅3p,長さ6p内外の倒卵形」と図鑑には記されているが,形も大きさもかなり変異があるように感じた。 | |
▲赤みを帯びた気根が垂れ下がる。先端(右写真)を見ると,根であることが分かる。 | |
2013.8.3 鹿児島県熊毛郡屋久町志戸子 | |
幹の周囲に自らの気根を伸ばし,ときに隣接する木に絡んで枯らすことから,アコウなどと共に絞め殺しの木(Strangler Fig)と呼ばれる。 |
地元のガイドの方から,ガジュマルの名の由来は不明と聞いた。 なお,その方が言われるには,アコウは「赤尾」であり,赤みを帯びた気根のことを指しているということだった。ただ,疑問に思うのは,赤みを帯びた馬の尾のような気根を垂らすのはむしろガジュマルの方である。どこかで,両者の名が入れ替わったとするのは突飛な考えだろうか。 |
もちろん,岡山県には自生しない。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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