←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい! かのんの樹木図鑑,ニッケイ,学名:Cinnamomum okinawense
【クスノキ科 クスノキ属】 | Cinnamomum okinawense | |
【 肉桂 】 別名/シナモン,ニッキ 英名/Cinaanmon Tree | ||
●常緑高木 ●高さ:10〜15m ●花期:5〜6月 ●果期:11〜12月 ●分布:九州(徳之島),沖縄(本島北部・久米島),西日本各地で植栽 |
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参考・引用文献 1) 「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P399 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P245 |
樹皮や根皮には,シナモンに似た強い芳香と辛味があり,菓子のニッキあめ,ニッキ(飲み物),京都名産「八つ橋」などの香りづけに用いられる2)。 ヤブニッケイ(Cinnamomum japonicum)は2支脈が肩先付近で消失するが,ニッケイは,葉の先端付近まで達する。また,ニッケイは葉裏に伏毛が密生し,粉白色であるが,ヤブニッケイは無毛で淡い緑色をしている。また,両者とも芳香があるが,ニッケイの方がニッケの香りが明らかに強い。 |
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ニッケイは,肉厚の桂の意味で,桂は中国では香木を指す。 | |
「江戸時代から,主に四国や九州で栽培され,照葉樹林内に稀に野生化している常緑高木。中国大陸南部原産といられていたが,近年,沖縄の本島北部や久米島,鹿児島県の徳之島などで自生が発見された。2)」 岡山県での自生の記録はない。 |
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