←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい! かのんの樹木図鑑,ニッケイ,学名:Cinnamomum okinawense

   【クスノキ科 クスノキ属】  Cinnamomum okinawense
  ニッケイ  
【 肉桂 】 別名/シナモン,ニッキ 英名/Cinaanmon Tree
 ●常緑高木
 ●高さ:10〜15m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:11〜12月
 ●分布:九州
(徳之島),沖縄(本島北部・久米島),西日本各地で植栽
参考・引用文献
1) 「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P399
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P245

H16.1.4 岡山市「半田山植物園」 H16.1.4 岡山市「半田山植物園」
葉は互生(ごせい)。葉身は8〜15cm,幅2.5〜5cm。クスノキ科の葉によくみられる3脈が目立つが,ダニ室といわれる,葉脈分岐点のふくらみはない。
革質で光沢があり,全縁
(ぜんえん)
2本の支脈
(しみゃく)は,葉の先端付近まで達する。同属のニッケイは,葉の先まで達せず,肩のあたりで消失する。
H16.1.4 岡山市「半田山植物園」 H16.1.4 岡山市「半田山植物園」
うら面は,伏毛(ふくもう)があり,灰白色。同属のヤブニッケイは無毛で淡い緑色。 熟した果実。液果で,長さ約1.2cm。
同属のヤブニッケイに比べると,杯状の果床
(かしょう)の部分が深いのが特徴。大きさはひとまわり小さい。
H16.1.4 岡山市「半田山植物園」 H16.1.4 岡山市「半田山植物園」
杯状の果床(かしょう)のみが残っているのをたくさん見かけた。同属のクスノキなどは果床ごと落ちるのが普通だが…。野鳥がついばんだのかもしれない。 樹皮(じゅひ)は,暗い灰色でなめらか。
見どころ
樹皮や根皮には,シナモンに似た強い芳香と辛味があり,菓子のニッキあめ,ニッキ(飲み物),京都名産「八つ橋」などの香りづけに用いられる2)
ヤブニッケイ(Cinnamomum japonicumは2支脈が肩先付近で消失するが,ニッケイは,葉の先端付近まで達する。また,ニッケイは葉裏に伏毛が密生し,粉白色であるが,ヤブニッケイは無毛で淡い緑色をしている。また,両者とも芳香があるが,ニッケイの方がニッケの香りが明らかに強い。
名の由来
ニッケイは,肉厚の桂の意味で,桂は中国では香木を指す。
岡山県情報
「江戸時代から,主に四国や九州で栽培され,照葉樹林内に稀に野生化している常緑高木。中国大陸南部原産といられていたが,近年,沖縄の本島北部や久米島,鹿児島県の徳之島などで自生が発見された。2)
岡山県での自生の記録はない。
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 


かのんの樹木図鑑 渓舟の昆虫図鑑

Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system