クスノキ科ハマビワ属ハマビワ,学名:Litsea japonica,.かのんの樹木図鑑
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 クスノキ科 ハマビワ属】 学名 : Litsea japonica
 ハマビワ
【 浜枇杷 】   別名 / ケイジュ,シャクナンショ,イソビワ(磯枇杷)  
 ●常緑小高木
 ●高さ:7m
 ●花期:10〜11月
 ●果期:翌年の春から初夏
 ●分布:本州(山口,島根県),四国,九州,沖縄
参考文献
1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑3>,2001年,P444
2) 川原勝征『南九州の樹木図鑑』,南方新社,2009年,139

▲葉は互生(ごせい)。枝先に集まってつく。葉身は長さ7〜15pの長楕円形。先端は丸く,基部はくさび形。革質で硬く,光沢がある。全縁(ぜんえん)
▲葉裏には,黄褐色の綿毛が密生しており,葉脈は細脈に至るまで裏面に隆起している。縁がやや裏面に反り返る。
▲防風林,防潮林,防砂林として海岸によく植えられるという。写真はハマビワの群落だが,植栽されたものかもしれない。
▲新枝の葉腋にたくさんの花芽がついていた。10〜11月には,黄色い花を咲かせる。
2014.7.30 鹿児島県熊毛郡屋久町 宮之浦
名の由来
葉がバラ科のビワ(Eriobotrya japonica)に似て,海岸近くに生育することによる。(右写真がビワ)

別名のシャクナンショは,葉がシャクナゲににることによる。
岡山県情報
岡山県には自生しない。
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