クスノキ科ハマビワ属バリバリノキ,学名:Litsea acuminata,かのんの樹木図鑑
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 クスノキ科 ハマビワ属】 学名 : Litsea acuminata
  バリバリノキ  
【 −− 】   別名 / アオカゴノキ(青籠の木)
 ●常緑高木
 ●高さ:15m
 ●花期:8月 (雌雄別株)
 ●果期:翌年6月
 ●分布:本州(千葉県以西),四国,九州,沖縄
参考文献
1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑5>,2001年,
葉身17.5p,葉柄1p,幅2.5p ( 05/01/14 )
葉は互生
(ごせい)し,枝の上部に束生状につく。葉身は長さ10〜20cm。幅は1.5〜2cm。縁は全縁(ぜんえん)で波打つ。表面は無毛で光沢があり,裏面は肉眼では無毛に見えるが,拡大して見ると細かな褐色の毛が散生している。主脈,側脈とも裏面に隆起している。側脈は10〜15対。
葉腋
(ようえき)の短枝(たんし)に,淡黄緑色の小花が集まった球状の花序を付ける。
果実は長さ約1.5cmの楕円形で,黒紫色に熟す。
2014.7.29 鹿児島県熊毛郡屋久町「西部林道」
屋久島では,西部林道や白谷雲水谷周辺で非常によく見かけた。
H17.1.14 岡山県「半田山植物園」 H17.1.14 岡山県「半田山植物園」
葉裏の様子。 葉は枝先に束生状につく。中央には大きな冬芽が目立っている。
H17.1.14 岡山県「半田山植物園」 H17.1.14 岡山県「半田山植物園」
大きな葉芽(はめ・ようが)。タブノキの葉芽(はめ・ようが)をすこし細長くした感じでとてもよく似ている。 樹皮(じゅひ)は灰褐色で皮目(ひもく)がぽつぽつとある。
名の由来
葉が硬く,触れ合うときにばりばりと音を立てるという説,枝や葉に油分が多く,ばりばりとよく燃えるという説がある1)
岡山県情報
山地のシイ,カシ林内に稀に自生する暖地性の常緑高木で,岡山県には自生の記録はない。
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