クスノキ科タブノキ属ホソバタブ(アオガシ),学名:Machilus japonica,by.かのんの樹木図鑑
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【クスノキ科 タブノキ属】 | 学名 :Machilus japonica | |
【 細葉椨 】 別名 /アオガシ | ||
●常緑高木 ●高さ:10〜15m ●花期:4〜5月 ●果期:8〜9月 ●分布:本州(関東・中部地方以西),四国,九州 |
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参考文献 (1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P412 (2) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年,P259 |
タブノキ(Machilus thunbergii)に似るが,アオガシ(ホソバタブ)は,タブノキほど大木にはならず,葉は細長さが目立ち,葉縁は波打っていることが多い。冬芽や新葉の色にも違いがある。 | |
▼タブノキの冬芽 芽鱗の縁に黄褐色の毛がある。 |
▼アオガシの冬芽 芽鱗の縁に灰白色の短毛がある。 |
▼タブノキの新葉 赤味を帯びている。 |
▼アオガシの新葉 赤味を帯びていない。 |
公園樹に利用される(1)というが,私は目にしたことがない。また,材は建築材,家具材,器具材に用いられる(1)。 | |
葉が細いタブノキ(Machilus thunbergii)の意味。別名はアオガシ(青樫),カシ(樫)と名が付くからには昔から材の有用性が認められていたのだろうか。 | |
渓流沿いに多い(2)ということだが,岡山県内ではなぜか西部に偏って分布している。 高梁市の磐窟渓では,渓流沿いに多く自生している。 |
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(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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