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2008.6.22 岡山県吉備中央町
葉は互生(ごせい),奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)で,小葉(しょうよう)は5〜9対ある。小葉の基部は円形または切形で,左右不相称。先端は尖る。縁には浅い鋸歯(きょし)がある。質は薄く,表面には脈上にわずかに毛がある。裏面は全体に星状毛(せいじょうもう)が密生し,特に脈上には多い。主脈はやや赤味を帯びることがある。
葉軸や葉柄(ようへい)には,腺毛(せんもう)や軟毛が密生している。 |
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H15.6.14 岡山市北区御津 |
H15.6.14 岡山市北区御津 |
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H15.6.14 岡山市北区御津 |
H15.8.15 岡山市北区御津 |
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2006.6.4 岡山県加賀郡吉備中央町 |
H15.6.14 岡山市北区御津 |
若い果実(かじつ)。 |
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H14.??? 岡山市北区御津 |
H15.10.19 岡山市北区御津 |
熟して落下した果実。直径3pほどの球形で,褐色の短毛が密生する。果肉には,ユグロンという物質が含まれており,これが多の植物の生育を阻害する作用(アレロパシー)があることが知られている。 |
ユニークな双子の果実。中には2個のクルミがあった。 |
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H15.10.15 岡山県加賀郡吉備中央町 |
2010.5.15 岡山県加賀郡吉備中央町 |
種子は脂肪を多くふくみ味も良いが,市販されているテウチグルミに比べると食べられる部分は少ない。殻の縫合線にノミを打つときれいに2つに割れる。※葉はアベマキ |
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H15.12.23 岡山市「子供の森」 |
H15.6.14 岡山市北区御津 |
頂芽(ちょうが)。裸芽(らが)で褐色の毛が密生する。葉痕(ようこん)は大きく,3つの維管束痕のグループが動物の顔を連想させる。 |
樹皮は暗灰褐色。 |
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H6.4.22 岡山市北区御津 |
雄花序は,前年枝の葉腋(ようえき)から,穂状に垂れ下がる。間近で見るとらせん状に小さな花序が並んでいるのが分かる。雄花には十数個の雄しべがある。 |
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H6.4.22 岡山市北区御津 |
2006.5.7 岡山県吉備中央町 |
雌花序は,本年枝の先端にひっそり花開いている。よく見ないと気付かない。 |
雌花序。子房は筒状の花床(かしょう)に包まれ,濃赤色の花柱が2裂しているのが目立つ。花軸に腺毛(せんもう)や長毛が多い。 |
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2007.9.1 岡山県加賀郡吉備中央町 |
我が家の庭のオニグルミに大発生したトサカフトメイガ。天幕を張り集団で生活する。食べ尽くすと集団で別の葉に移動を繰り返す。移動は主に夜間に行われている。刺激を与えると,体をピクッと動かし威嚇行動をとる。他の幼虫もそれに同調し,枝全体を波打つように揺らす。 |
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2007.5.5 岡山県加賀郡吉備中央町 |
H15.6.14 岡山市北区御津 |
クルミハムシは,成虫,幼虫ともにオニグルミの葉を食害する。 |
オニグルミの葉が,丸裸になっているのをよく見かける。近寄ってみると「クスサン」のよう虫(通称:シラガタロウ)がたくさんついているのをよく見かける。 |