クロウメモドキ科ネコノチチ属ネコノチチ,学名:Rhamnella franguloides,かのんの樹木図鑑
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クロウメモドキ科ネコノチチ属】 学名:Rhamnella franguloides Weberb.
  ネコノチチ  
【 猫の乳 】 別名/ネズミノマクラ,ママコナ,ナガミノイソノキ
 ●落葉小高木
 ●高さ:5〜8m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:10月
 ●分布:本州(神奈川県以西),四国,九州,沖縄
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑4〉,2001年,P517
(2) 狩山俊吾,岡山県のクロウメモドキ科,倉敷市立自然史博物館研究報告,2011年
(3) 千葉喬三監修,山陽新聞社,岡山の樹木,1989年,P96
(4) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年,P266

H16.11.13 岡山県吉備中央町小森
コクサギ型葉序。つまり右・右・左・左…と葉がつく。葉身は長さ5〜13pの長楕円形。先端は尾状に長くとがる。縁には細かな鋸歯(きょし)がある。葉柄(ようへい)と脈上にはわずかに毛があるがその他は無毛。
H19.9.3 岡山県高梁市有漢町上有漢
2008.8.26 岡山県加賀郡吉備中央町「宇甘渓」
H19.9.3 岡山県高梁市有漢町上有漢 2009.8.12 岡山県吉備中央町
果実は黄色から赤,最後は黒色に熟す。核果(中には木質化した内果皮があり,その中に種子がある)。
2012.6.22 岡山県新見市
H16.11.13 岡山県吉備中央町小森 2008.8.26 岡山県加賀郡吉備中央町「宇甘渓」
樹皮は暗褐色。不規則に裂け,独特の模様をつくる。
1属1種。
公園樹として植栽される(4)そうだが,私は見たことがない。
器具材としても用いられるそうだ。
(4)
名の由来
果実の外観がネコの乳首に似ていることによる。(3)
岡山県情報
岡山県内では,中部の吉備高原に広く分布する。南部,北部では少ない。(2)
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