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2008.6.22 岡山県吉備中央町「鳴滝森林公園」
葉は互生(ごせい)。首は円形または心形,先端は尖る。縁には浅く細かな鋸歯(きょし)が並び,やや波打つことがある。葉身の基部や葉柄(ようへい)には,赤褐色の腺体(せんたい)が数個ある。表面は無毛で,裏面には脈上を中心に毛が密生する。
図鑑では「赤褐色の毛」とあるが,上の写真では白色。鋸歯は浅く,ケケンポナシの特徴を示している。 |
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2005.06.11 岡山県吉備中央町 |
2005.06.11 岡山県吉備中央町 |
葉は互生(ごせい)。基部から3本の脈が目立ち,外側の脈からは,羽状に脈が分岐している。やや厚みがあり,光沢がある。基部は円形または切形で,先端は尖っている。 |
裏面に脈が隆起している。やや白色を帯びている。 |
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2005.06.11 岡山県吉備中央町 |
2005.06.11 岡山県吉備中央町 |
拡大してみると脈上に,細かな白い毛が見える。ケンポナシは無毛。しかし,「樹に咲く花」(山と渓谷社)によると,「赤褐色の毛」との記載がある。 |
葉の基部には,赤い腺点が見える。 |
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2005.06.11 岡山県吉備中央町 |
2005.06.11 岡山県吉備中央町 |
縁には,浅い鋸歯(きょし)が並ぶ。ケンポナシは,もう少し粗い。 |
樹皮(じゅひ)は,ふつう縦の割れ目が入るが,若い木だろうか,あまり割れ目は目立たなかった。 |
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2011.6.27 岡山県高梁市巨瀬町 |
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2011.6.24 岡山県高梁市巨瀬町 |
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枝先と枝の上部の葉腋(ようえき)から集散花序(しゅうさんかじょ)を出す。花弁は5個あり,初めは半開し,やがて反り返る。雄しべは5個あり,これもやがて反り返る。花床には毛が多い。 |
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2009.8.12 岡山県吉備中央町 |
2009.8.12 岡山県吉備中央町 |
未熟な果実。肥大化した果軸は,甘みがあり,かつては子ども達のおやつにされていた。 |
脈上に赤褐色の毛が多く,典型的なケケンポナシと思われる。 |
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2011.10.21 岡山県高梁市巨瀬町 |