クロウメモドキ科ハマナツメ属ハマナツメ,学名;Paliurus ramosissimus,by.かのんの樹木図鑑
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【クロウメモドキ科 ハマナツメ属】 | 学名 :Paliurus ramosissimus | |
【 浜棗 】 別名 / -- | ||
●落葉低木 ●高さ:3m ●花期:7〜9月 ●果期: ●分布:本州(東海地方以西),四国,九州,沖縄 |
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参考文献 1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社)P510 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社) 3) 狩山俊吾,岡山県のクロウメモドキ科,倉敷市立自然史博物館研究報告,2011年 |
2011.8.9 高知県立牧野植物園 | |
葉は互生(ごせい)。葉身は3〜6pで,広卵形〜卵円形。基部は円形または浅い心形,先端はかるくとがるか,ややへこむ。縁には浅い鋸歯が並ぶ。質は硬く,表面には強い光沢がある。裏面の脈上に軟毛がある。3脈が目立ち,裏面に隆起する。若い木には托葉(たくよう)が変化した刺がある。 | |
2011.8.9 高知県立牧野植物園 | 2011.8.9 高知県立牧野植物園 |
ハマナツメの名の元になっているのは中国北部原産の落葉小高木,ナツメ(Zizyphus jujuba)である。 ただし,ナツメはナツメ属,本種はハマナツメ属であり,名前が示すほど近縁ではなく,葉や花は似ているが果実は似ていない。 |
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海の近くに分布するナツメの意味。 | |
岡山県では,東部の海岸のみに分布し,岡山県版RDBで,絶滅危惧T類に指定されている。(環境省版RDBでは,絶滅危惧U類に指定)(3) | |
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