カツラ,学名:Cercidiphyllum japonicum,カツラ科,カツラ属,マッコノキ,コーノキ,オカヅラ
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 【カツラ科 カツラ属】  Cercidiphyllum japonicum
  カツラ  
【 桂 】 別名/マッコノキ(抹香の木)(青森),コーノキ(香の木)(宮城),
               オカヅラ(雄桂)
 ●落葉高木
 ●高さ:20〜25m
 ●花期:3〜4月 雌雄異株
 ●果期:10月
 ●分布:北海道,本州,四国,九州
参考文献「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P460

2009.8.26 岡山県吉備中央町(植栽)
H16.9.4  岡山県吉備中央町(植栽)
幹のまわりにひこばえができて,株立ち状になることが多い。秋には,黄葉が美しい。
H15.2.12 岡山県吉備中央町(植栽) H15.2.12 岡山県吉備中央町(植栽)
葉は広卵形。先端はまるいか,かるくとがる。ふちには,鈍い波状の鋸歯(きょし)がある。 両面とも無毛。やや粉白色をおびる。
こちらの葉は,基部がややハート形になっている。
H15.2.12 岡山県吉備中央町(植栽) H15.2.15 岡山市半田山植物園
長枝(ちょうし)では葉は対生(たいせい)する。 樹皮(じゅひ)は,縦に浅い割れ目が入り,老木ではうすくはがれ落ちる。
2010.1.24 岡山県加賀郡吉備中央町 2010.1.24 岡山県加賀郡吉備中央町
頂芽(ちょうが) 短枝(たんし)についた冬芽。
2007.1.27 福岡市植物園 2010.6.19 岡山県加賀郡吉備中央町
袋果(たいか)。熟すと裂開して,翼(よく)のある種子を出す。

● 備 考 ●
  1. カツラの花には花弁も萼(がく)もない。
     
  2. 東北地方ではかつて,カツラの葉から抹香(まっこう)をつくっていたらしい。マッコノキ,コーノキなど,それにちなんだ地方名が多く残っている。
     
  3. 庭木,公園樹として利用されることが多い。岡山県内では,北部を中心に自生するが,私はまだ野生の株を見たことはない。本来は,山地の渓谷やその付近の湿った土地に自生する。
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