リュウキュウマメガキ,学名:Diospyros japonica,カキノキ科,カキノキ属,かのんの樹木図鑑
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 【 カキノキ科 カキノキ属】  Diospyros japonica Siebold et Zucc.
  リュウキュウマメガキ  
【 琉球豆柿 】   別名 / シナノガキ
●落葉高木
●高さ:8〜10m
●花期:6月
●果期:10〜12月
●分布:本州(関東地方以西),四国,九州,沖縄
参考図書
1) 「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物」(山と渓谷社)
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)

2005.11.27 岡山市「半田山植物園」
たわわに実をつけた枝が,遠目にも目立っていた。
H16.10.28 岡山市半田山植物園 H15.12.14 岡山市半田山植物園
昨年は,完熟した果実しか見られなかったが,今年はこのような果実に出会えた。先日の台風でたくさんの果実が落ちたようだ。  私が想像していたよりもずっと小さい手のひらサイズ。熟したにおいは柿そのもの。あまいにおいがただよっていた。
 ただし,「四国の樹木観察図鑑(参考文献:「高知新聞社」)によると果実は有毒で食用にはならいということ。
2005.11.27 岡山市「半田山植物園」
樹皮(じゅひ)はカキノキ同様,不規則なひびが見られる。

●見分けるポイント●

  1. マメガキ(D.lotus)に似ているが,マメガキは葉のうら面に柔毛がある。
    ※上の写真では樹高ありすぎて確認できないが,ネームプレートがあるので間違いないだろう。
●豆知識●
  1. リュウキュウ(琉球)とは,沖縄のことであるが,関東地方以西に広く分布する。果実は有毒で食用にはならないが,渋をとるのに利用されるらしい。(高知新聞社「四国の樹木観察図鑑」)
     
  2. リュウキュウガキ(D.maaritima)は,東南アジアからオーストラリアに分布し,心材の黒色のものは黒檀(こくだん)として,珍重される。(高知新聞社「四国の樹木観察図鑑」)

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