カエデ科カエデ属オニイタヤ,学名:Acer mono var. ambiguum,by.かのんの樹木図鑑
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 カエデ科 カエデ属】 学名 :Acer mono var. ambiguum
 オニイタヤ
【 鬼板屋 】   別名 / ケイタヤ(毛板屋) 
 ●落葉高木
 ●高さ:
 ●花期:4〜5月 (雌雄同株)
 ●果期:〜月
 ●分布:北海道(日高地方),本州,四国,九州,沖縄 *日本固有種
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P358

2011.11.20 岡山県高梁市川上町
イタヤカエデ類の中では耐陰性が強く,渓谷や斜面の下部など湿り気のある土地を好む。
2011.11.20 岡山県高梁市川上町
葉は対生(たいせい)。長さ10〜25pで,掌状に5〜7裂する。裂片の幅はイタヤカエデより広く,先はとがる。表面は無毛で光沢がない。裏面は全体に細毛が密生しビロード状の手触り。
2011.11.20 岡山県高梁市川上町 2011.11.20 岡山県高梁市川上町
頂芽(ちょうが)と頂生側芽(ちょうせいそくが)がつくのだが,上の写真は幼木だったためか?側芽がほとんど発達していない。 樹皮は灰褐色。縦の浅い割れ目が目立つ。
葉の大きさ 葉裏の毛の様子 その他
イタヤカエデ 6〜14p 脈腋に淡黄褐色の毛がある
オニイタヤ 10〜25p 短毛が密生,ビロード状
アカイタヤ 8〜15p 主脈の基部に毛が少しある 新芽や葉柄が赤味を帯びる
名の由来
「オニ(鬼)」は,ふつうのイタヤカエデよりも葉が大型であることを意味する。
岡山県情報
岡山県では北部の中国山地を中心に吉備高原の一部にまで分布する。
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