カエデ科カエデ属オオモミジ,学名:Acer amoenum,かのんの樹木図鑑
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 【カエデ科 カエデ属】  Acer amoenum
 オオモミジ  
【 大紅葉 】   別名/ ヒロハモミジ
●落葉高木(らくようこうぼく)
●高さ:10〜15m
●花期:4〜5月 雌雄同株
(しゆうどうしゅ)
●果期:6〜9月
●分布:北海道
(中部以南),本州(太平洋側は青森県以南,日本海側は福井県以西),四国,九州 (日本固有種)
参考文献 
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑4〉,2001年,P322
(2) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年,P148
2008.6.10 岡山県吉備中央町「大平山」
葉は対生
(たいせい)。葉は掌状(しょうじょう)に5〜9深裂する。基部は浅い心形,裂片の先端は尾状に尖る。縁には比較的そろった細かな鋸歯(きょし)が並ぶ。
葉柄
(ようへい)の上面に溝がない
のがヤマモミジとの違い。
2005.11.22 岡山県高梁市有漢町
イロハモミジよりはひとまわり大きい。葉裏の葉腋(ようえき)に毛が少しある。
2005.11.22 岡山県高梁市有漢町 H15.7.23 岡山県加茂川町「21世紀の森」
縁には細かな単鋸歯(たんきょし)が並ぶ。
ヤマモミジは重鋸歯
(じゅうきょし)
※ノムラモミジ
オオモミジの園芸品種。春から夏まで紅色の美しい葉が見られる。とくに新芽が美しい。
2012.1.5 岡山県高梁市巨瀬町「八幡神社」
高梁市巨瀬町「(塩坪)八幡神社」の社叢の林縁部にあるオオモミジ。
樹皮は灰褐色でなめらか。老木では縦に浅く裂けるということ。
イロハモミジ,ヤマモミジが重鋸歯であるのに対して,オオモミジは比較的そろった単鋸歯が細かく並ぶ。
また,ヤマモミジは葉柄の上面に溝があるが,オオモミジはない。
庭木や公園樹,盆栽に用いられる(1)。江戸時代から明治にかけて,近縁種のイロハモミジヤマモミジオオモミジの3種から多くの園芸品種が作り出された(2)
名の由来
庭木として定番であるイロハモミジと比べて葉が大きいことによるのだろう。
岡山県情報
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