カエデ科カエデ属ミツデカエデ,学名:Acer cissifolium,かのんの樹木図鑑
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 【カエデ科 カエデ属】 学名 : Acer cissifolium
ミツデカエデ 
【 三手楓 】   別名 / −− 
 ●落葉高木
 ●高さ:8〜10m
 ●花期:4〜5月 雌雄別株
(しゆうべっしゅ)
 ●果期:7〜10月
 ●分布:北海道
(日高・夕張地方,渡島半島),本州,四国,九州
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」P384-P385 ※1
2010.6.3 岡山県真庭市
葉は対生(たいせい)。三出複葉(さんしゅつふくよう)。葉柄(ようへい)は,3〜8pで赤みを帯びる。小葉は卵状楕円形で,長さ4〜8p。先端は尾状に尖る。縁には欠刻状の粗い鋸歯(きょし)がある。
2009.5.2 岡山県真庭市
葉は対生(たいせい)。3出複葉。頂小葉は卵状楕円形で長さ4〜8cm。先端は尾状に長く尖る。縁には不揃いな粗い鋸歯(きょし)がある。
花序は,前年枝の側芽
(そくが)につき,垂れ下がる。
2009.5.2 岡山県真庭市
2010.1.20 岡山県真庭市
翼果(よくか)。2個の分果は長さ2.5〜3cm。翼は平行から鋭角に開く。7〜10月に熟した後も,長く枝に残るようだ。
2010.1.20 岡山県真庭市
樹皮の様子。
見どころ
カエデ科で三出複葉(さんしゅつふくよう)を有する点は,メグスリノキ(チョウジャノキ)Acer nikoense と同じ。メグスリノキの小葉が波状の鋸歯なのに対し,本種は鋭い欠刻状の鋸歯がある。また,葉柄(ようへい)は本種の方が明らかに長い。さらに,本種は花序が総状につくが,メグスリノキは散形(さんけい)状につく。
名の由来
葉が三出複葉であることを称して三手(みつで)。
岡山県情報
岡山県内では北部から西部にかけて自生するようだ。
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