サクラバハンノキ,学名:Alnus trabeculosa,カバノキ科,ハンノキ属,かのんの樹木図鑑
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【カバノキ科 ハンノキ属】 |
Alnus trabeculosa Hand.-Mazz. |
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【 桜葉榛の木 】 別名 / −− |
●落葉小高木
●高さ:10〜15m
●花期:2〜3月 雌雄同株,花は葉の展開前に開く。
●果期:
●分布:本州(岩手・新潟県以西),九州(宮崎県) |
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P.168
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2007.6.3 岡山県「自然保護センター」(上,右下)
2003.7.6 岡山県「自然保護センター」(左下) |
葉は互生(ごせい)。基部は円形または,心形にやや切れ込み(ハンノキは,基部が広いくさび形),先端は尖る。表面には光沢がある。側脈(そくみゃく)はへこみ,裏面に隆起する。ふちには浅い不揃いの鋸歯(きょし)がある。 |
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2003.7.27 岡山県自然保護センター |
2003.7.27 岡山県自然保護センター」 |
サクラバハンノキの幼木。葉脈が赤く色づくのが特徴。 |
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2010.2.4 岡山県加賀郡吉備中央町 |
2010.2.4 岡山県加賀郡吉備中央町 |
雄花序と雌花序。雄花序が先端に垂れ下がり,基部に雌花序が立ち上がって付く。 |
雌花序。 |
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2007.6.3 岡山県「自然保護センター」 |
2010.2.4 岡山県加賀郡吉備中央町 |
雌花序。 |
果穂。 |
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2010.2.4 岡山県加賀郡吉備中央町 |
2010.2.4 岡山県加賀郡吉備中央町 |
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2003.7.6 岡山県自然保護センター |
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サクラに似た葉をもつハンノキの意味。
ハンノキは,ハリノキ(榛の木)の転訛とされている。
しかし,この「はり」が何を意味するかについては諸説あり,雑木や草が群がり生える「やぶ」の意味であるとする説や,開墾の意味の古語「墾(針)」であるとする説などがあるようだ。
私としては,稲のはざ掛けに用いられたことから,「梁の木」だったのではないかと思うのだがいかがだろうか。 |
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岡山県では,中部,北部に分布し,湿地に生える。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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