←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!かのんの樹木図鑑,オオバヤシャブシ,学名:Alnus sieboldiana
【カバノキ科 ハンノキ属】 | Alnus sieboldiana | |
【大葉夜叉五倍子】 別名/ −− | ||
●落葉小高木(らくようしょうこうぼく) ●高さ:5〜10m ●花期:3〜4月 雌雄同株(しゆうどうしゅ) ●果期:10〜11月 ●分布:本州(福島県南部〜和歌山県の太平洋側),伊豆諸島 (日本固有) |
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参考文献 ・高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P160 ・岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
ヤシャブシの仲間のほとんどが,枝先に雄花序をつけるが,オオバヤシャブシのみが基部から,雄花序,雌花序,葉芽の順でつく。 ヤシャブシやハンノキの果穂(かすい)は,タンニンの含有量が多く,染め物ができる。 |
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大きな葉をもつヤシャブシの意味。 ヤシャブシは,果穂のぼこぼこした感じを,夜叉に喩えたとされる。フシ(付子)は,虫こぶの意味。果穂にタンニンを多く含み,かつてはお歯黒にも利用された。 |
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岡山県内では,特に中南部に多く,全域に分布する。砂防緑化用に植栽されたものが野生化したと考えられている。 吉備高原都市周辺では,同様にのり面工事のためにケヤマハンノキ,ヒメヤシャブシが多く用いられたようである。 開花時期に,少しずつのずれがあるのでまとめてみた。 |
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(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
ケヤマハンノキ | オオバヤシャブシ | ヒメヤシャブシ |
2月〜3月 | 3月下旬〜4月 | 4月〜5月上旬 |
(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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