ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属コショウノキ,学名:Daphne kiusiana,かのんの樹木図鑑
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 ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属】  Daphne kiusiana Miq.
  コショウノキ  
【 胡椒の木 】   別名 /−−
 ●常緑小低木
 ●高さ:1m以下
 ●花期:1〜4月 (雌雄異株)
 ●果期:6月
 ●分布:本州(関東地方以西の太平洋側),四国,九州,沖縄
 ●生育地:林内
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑4〉,2001年,p593
(2) 千葉喬三監修,岡山の樹木<上>,山陽新聞社,1989年,P87
2004.3.23 岡山県加賀郡吉備中央町「宇甘渓」
葉は互生(ごせい),葉身は長楕円形で長さ4〜16p,表面には光沢があり,両面とも無毛。全縁(ぜんえん)。厚みがあり,しなやか。
2004.2.13 岡山県「宇甘渓」 2007.5.5 岡山県「宇甘渓」
つぼみ。 群落はつくらず,ぽつりぽつりと生える。宇甘渓では幼木も確認できた。
2004.3.23 岡山県「宇甘渓」 2004.3.23 岡山県「宇甘渓」
雌雄別種。これは雄花のようだ。
芳香のある花を枝先に頭状に数個つける。
この個体では9個確認できる。
ジンチョウゲは,花の外面が無毛なのに対して,コショウノキは細かな毛が密生している。
2007.5.5 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
核果は6月には赤く熟す。
2012.12.26 岡山県高梁市川上町
近い場所で2株を確認。やはり群落をつくらず離れたところへ1株ずつあった。
ジンチョウゲ(Daphne odora)に比べて,花の数が少ない。また,花序の外面がジンチョウゲは無毛であるが,コショウノキには,細かな毛が密生している。ジンチョウゲは紫を帯びている。ただし,ジンチョウゲには白花種もあるので,花の色だけでは判断できない。

岡山県東北部には,近縁種で夏に落葉するオニシバリがごくまれにある。(2)
右写真は,ミカン科のミヤマシキミ(Skimmia japonica)。全く異なる科に属するが,葉の質感や輪生気味な葉の付き方がよく似ている。
「宇甘渓」のコショウノキには,長い間「ミヤマシキミ」のプレートが掛かっていたが,その株も今や枯れてしまった。
→比較写真(コショウノキ,ツルシキミ,シキミ)
名の由来
果実が辛いことが名の由来とされる。ただし,図鑑により「実際には辛くない」(1),「非常に辛い」(2)と正反対の記述があるのはどういうことだろう。
ちなみに,コショウ(胡椒,Piper nigrum)は,インド南部原産のコショウ科の蔓性の常緑多年草。果実を乾燥させて香辛料に用いる。コショウノキとは縁もゆかりもない。
岡山県情報
県中・北部の林内にまれに自生する。
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