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 【イチイ科 イチイ属】  Taxus cuspidata var. nana
 キャラボク  
【 伽羅木 】   別名/ キャラ・ダイセンキャラボク
 ●常緑低木
 ●高さ:1〜3m
 ●花期:3〜5月
 ●種子:9〜10月
 ●分布:本州の日本海側
参考文献:「樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物」(山と渓谷社) P658
葉身1.8p前後,葉柄2o,幅3o (05/01/08 21世紀の森)
先端は,尖っているがふれても全く痛くない。短いながらも明確な葉柄が見られる。気孔帯(きこうたい)は,イチイと同様にほとんど目立たない。
イチイとの最大の違いは,葉が不規則に螺旋状に並ぶ点。イチイのように2列に並ぶことはない。ただし,イチイも側枝以外では螺旋状につくので注意が必要。また,全体的にはイチイの方が葉が明らかに大きい。
H17.1.8 岡山県「21世紀の森」 H17.1.8 岡山県「21世紀の森」
先端は,かなり鋭く尖る。が,やはり痛くはない。 葉の表面に向けて主脈が隆起しているため,表面には2本のスジがあるように見える。
若枝は光沢がある。
球形なのは,花芽だと思われる。雌雄別株だが,冬芽の時点で,雌花か雄花の区別ができるのだろうか?
H17.1.8 岡山県「21世紀の森」
こちらは葉芽(はめ・ようが)と思われる。
H15.11.16 岡山県吉備中央町 H15.11.16 岡山県吉備中央
 葉は線形で互生(ごせい)するが,不規則にらせん状につく。
幹の基部からよく分枝して広がるが地面をはうように成長し,高くならない。
H15.1.30 岡山県吉備中央 H16.3.7 岡山市「子供の森」
開花直前の雄花。

●見分けるポイント●
  1. キャラボクはイチイ(Taxus cuspidata)の変種であるため,イチイによく似ている。イチイが側枝では,葉は羽状に2列にならぶのに対して,キャラボクはすべての葉がらせん状につく。葉は,イチイよりもやや広く厚みがある感じ。
     
  2. カヤ(Torreya nucifera)やイヌガヤは,うら面に気孔帯(きこうたい)が白く目立つが,キャラボクはほとんど目立たない。

●名前の由来●
  1. 材が,キャラという香木ににていることによるが,全くの別種。キャラは香木の中でも最も価値のあるもので,金と同価値ともいわれるほど。
メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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