イネ科ササ属チマキザサ,学名:Sasa veitchii var. hirsuta,by.かのんの樹木図鑑
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 【イネ科 ササ属】 学名 :Sasa veitchii var. hirsuta
 チマキザサ
【 粽笹 】   別名 / ヤネフキザサ
 ●常緑竹
 ●分布:北海道・本州(日本海側)・九州
参考文献
・岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2011.11.27 岡山県真庭市蒜山下和
コナラ林の林床を埋め尽くすチマキザサ。ここまで繁茂すると他の植物が入り込むのは難しい。高さは1.5〜2mに達するらしいが,この場所では胸丈ぐらい。
2011.11.27 岡山県真庭市蒜山下和
葉身は長さ20〜25p,幅6〜8p。両面とも無毛。冬季には葉の縁が枯れて淡褐色の縁取りができる。
2011.11.27 岡山県真庭市蒜山下和
チシマザサとチマキザサの違いがよく分からずいつも曖昧にすませてきた。
チシマザサ チマキザサ
・枝は,稈の上部で密に分岐する。
・葉耳(ようじ)はない。
・肩毛(けんもう)はない。
・枝は,稈の下部から上部にかけてまばらに分岐する。
・葉耳(ようじ)はふつうある。
・肩毛(けんもう)はざらつく。
名の由来
チマキ(粽)の包む葉に利用されたことによる。
岡山県情報
岡山県内では中国山地を中心に全域に広く分布するが,南部では少ない。
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