ホルトノキ科ホルトノキ属ホルトノキ,学名:Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus,かのんの樹木図鑑
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【ホルトノキ科 ホルトノキ属】 | Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus | |
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【ホルトの木】 別名/モガシ(茂樫),ヒチジョウ,ハボソノキ | ||
●常緑高木 ●高さ:10〜15m ●花期:7〜8月 ●果期:11〜2月 ●分布:本州(千葉県南部以西),四国,九州,沖縄 |
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参考文献 1) 「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社)P550 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P372 |
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ヤマモモ(Myrica rubur)(図1)との区別 ・ホルトノキは,葉のほぼ全体ににぶい鋸歯があるが,ヤマモモは全縁。ときに鋸歯がみられるものもあるが,葉の上部に限られる。 ・ホルトノキの方が,ヤマモモよりも,主脈に対して側脈が鋭角に出る。 ・ホルトノキは,1年中紅葉した葉をぽつぽつとつけている。ヤマモモは新葉が赤味をおびることはあるが,このような紅葉の仕方はしない。 |
図1![]() |
徳島市の「市の木」に指定されている。 |
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「ポルトガルの木」が転訛したものと言われている。もともと,「ポルトガルの木」はオリーブを指したそうだが,江戸時代の博物学者平賀源内が,オリーブと間違えたことが原因で,この木をホルトノキと呼ぶようになってしまったらしい1)。 |
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低地の照葉樹林内に自生し,朝鮮半島,台湾,中国大陸にも分布。 岡山県には自生しない。街路樹としても見かけないが,まれに植栽されていることがある。 |
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