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  【ヒノキ科 ヒノキ属】   Chamaecyparis pisifera
  サワラ 
【 椹 】   別名 /−−
●常緑高木
●高さ:30〜40m
●花期:4月,雌雄同株(しゆうどうしゅ)
●果期:9〜10月
●分布:本州(岩手県以西),九州
参考図書
「フィールドベスト図鑑vol.5 日本の樹木」(学研) 監修 西田尚道 P148
「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物」(山と渓谷社) P630

H16.12.27 兵庫県「王子動物園」 H16.12.27 兵庫県「王子動物園」
H16.12.27 兵庫県「王子動物園」
H16.2.11 岡山県笠岡市「カブトガニ博物館」 H16.2.11 岡山県笠岡市「カブトガニ博物館」
 わたしが気付かないだけかもしれませんが,岡山県ではほとんどサワラを見かけません。
 今回,家族で遊びに行った笠岡市の「カブトガニ博物館」でたまたま見かけ大喜びしました。
 葉はヒノキととてもよく似ていますが,触るとザラザラした感じがあります。
 裏を見るとヒノキとの違いは明確で,白い気孔帯(きこうたい)が,ヒノキはY字形にみえるのに対して,サワラはX字形に見えます。
 ただ,上の写真のものは,図鑑のような明確なX字形には見えません。もしかすると園芸品種なのか,あるいは幼木のためなのか,ちょっと分かりません。
H15.2.9 岡山県加茂川町「21世紀の森」 H15.2.9 岡山県加茂川町「21世紀の森」
●ヒヨクヒバ(イトヒバ)
 ヒノキの園芸品種。葉は黄色をおびることが多く,枝や葉の先がたれ下がる。(緑色のものもある)

●見分けるポイント●
  1. →ヒノキ(Chamaecyparis obtusa)
    ヒノキの気孔帯(きこうたい)はY字形に見える。
     
     
     
  2. →アスナロ(Thujopsis dolabrata)
    アスナロの気孔帯(きこうたい)は「小」の字に見える。
●豆知識●
  1. ヒバ=檜葉(桧葉) ヒノキの樹木の総称。





メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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