ヒノキ科ビャクシン属ネズ(ネズミサシ),学名:Juniperus rigida,by.かのんの樹木図鑑
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【ヒノキ科 ビャクシン属】 | Juniperus rigida | |
【 杜松 】 別名/ネズ,ヒムロ,ムロ,ムロマツ(@吉備中央町),モロダ | ||
●常緑低木〜小高木 ●高さ:5〜6m ●花期:4月 (雌雄異株) ●球果:翌年または翌々年の10月 ●分布:本州,四国,九州 |
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参考文献 1) 「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社)P644 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P428 |
●里山に普通に見られる樹木で,幹が直立することから,まっすぐな材を得やすく,適度な粘りを有することから,かつぎ棒などに用いられる。 ●欧州産のセイヨウネズの球果は,特有の芳香を有し,ジン(酒)の香りつけに利用される。 |
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別名ネズミサシ。葉をネズミの穴にさして,ネズミの侵入を防いだと言われている。(本当にそのような利用がなされたのかは私は確認できていない) | |
丘陵地や山地の尾根など日当たりの良い場所に自生する。瀬戸内海側では普通に見られるが,太平洋側では稀。朝鮮半島,中国大陸北部にも分布する。 花崗岩や流紋岩のやせ地に多く,岡山県内では北部には少ないが,中部から南部にかけて普通に見られる。 |
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和田のヤワラネズ (岡山県加賀郡吉備中央町和田) |
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