グミ科グミ属マルバグミ(オオバグミ),学名:Elaeagnus macrophylla,by.かのんの樹木図鑑
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 グミ科 グミ属】 学名 :Elaeagnus macrophylla
 マルバグミ(オオバグミ)
【 丸葉茱萸 】   別名 / オオバグミ(大葉茱萸)
 ●常緑低木
 ●高さ:2〜4m
 ●花期:10〜11月
 ●果期:3〜4月
 ●分布:本州,四国,九州,沖縄
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社)P578
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P264
3) 狩山俊吾著,岡山県の樹木図鑑,倉敷市立自然史博物館,2009年

2012.2.5 岡山県笠岡市大飛島
枝はツル状に長く伸び,ほかの植物に寄りかかるようにして繁茂する。
2012.2.5 岡山県笠岡市大飛島
葉は互生(ごせい)。葉身は長さ5〜10pの広卵形。先端はとがり,基部は円形。縁はやや波打つ。質は硬く,表面には光沢がある。裏面は銀白色。光沢のある鱗状毛が密生し,褐色の鱗状毛がまばらに混じる。
上の葉は,おそらくマルバグミでよいと思うが,「褐色の鱗状毛がまばらに混じる」という点について判断の基準が難しい。ナワシログミは褐色の鱗状毛が明らかに多いのだが,“オオナワシログミは,ナワシログミとマルバグミの雑種とされ,両者の中間的な形質を示す”からである。これは程度の問題であり,なかなか判断が難しい。
2012.2.5 岡山県笠岡市大飛島
果実は偽果(ぎか)。長さが1.5〜2pの長楕円形。表面には白い鱗状毛が密生しており白銀色に見える。左の写真はマルバグミの典型的な特徴を示しているが,右の写真は褐色の鱗状毛がやや多く。,ナワシログミと本種の雑種であるオオナワシログミの特徴を示しているように思う。
熟すと赤色になるが,表面を鱗状毛が覆うためやはり,白っぽく見える。
2012.2.5 岡山県笠岡市大飛島 2012.2.5 岡山県笠岡市大飛島
若い枝の樹皮。 冬芽。赤褐色の鱗状毛が覆っている。
2012.2.5 岡山県笠岡市大飛島
道端にあった幼木。
ナワシログミマルバグミ,さらにはその両者の雑種で中間的な特徴を示すオオナワシログミがある。
この3者の区別について,私はまだ十分に理解しきれていないが,これまで聞きかじったことなどをまとめておく。
1 葉の大きさについて,長さはほとんど変わりないが,幅がマルバグミの方がナワシログミよりも広い傾向にある。
2 鱗状毛の色について,いずれも銀白色の鱗状毛に,褐色の鱗状毛が混じるが,マルバグミの方が褐色の鱗状毛が少ない。この特徴は葉裏などで確認できるが,果実により顕著に表れる。
3 枝や葉腋のトゲについて,ナワシログミはトゲがあるが,マルバグミにはない。

オオナワシログミについては,これらの中間的な特徴とされている。
果実はやや渋味があるが食用になる。
名の由来
ほかのグミの仲間に比べて葉に丸みがあることによる。別名のオオバグミは,やはりほかのグミの仲間に比べて葉が大きいことによる。(1)
岡山県情報
暖地の沿岸部に生育する。岡山県内の分布は瀬戸内海の島に限られる。
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