エゴノキ科アサガラ属オオバアサガラ,学名:Pterostyrax hispida ,by.かのんの樹木図鑑
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 【エゴノキ科 アサガラ属】 学名 : Pterostyrax hispida Siebold et Zucc.
 オオバアサガラ
【 大葉麻殻 】   別名 / イトチ 
 ●落葉小高木
 ●高さ:8〜10m
 ●花期:6月
 ●果期:秋
 ●分布:本州(山形県以西),四国,九州
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P194
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P229

▲葉は互生。長さ10〜20pの長楕円形。
▲葉身の先端は尾状に伸びる。
▲裏面には微細な星状毛が密生し白っぽく見える。網状脈も裏面に隆起している。 ▲果実には淡褐色の長毛が密生している。
▲果実の稜は10本あるというが,まだ未熟なのかよく分からなかった。
2013.8.2 岡山県新見市「金ヶ谷山」
果実
葉身 側脈 葉裏の網状脈 長さ
アサガラ 10-20p 5-8対 あまり
隆起しない
10o 倒卵形 5個  
オオバアサガラ 8-18p 8-12対 隆起する 7o 狭倒卵形 10個 長毛が目立つ
岡山県内には両種とも分布するが,オオバアサガラは県北でふつう,中部にも分布する。アサガラは中部のみ。(2)
材は柔らかく,マッチ軸,割り箸,桶,樽の飲み口などに用いられる。耐寒性が強く街路樹に使われることがある。(2)
アサガラは,枝が折れやすいのを麻の茎にたとえたとされる(1)
名の由来
アサガラに似るが葉が大きいことによる。花はオオバアサガラの方が小さい。
岡山県情報
岡山県内では,北部の中国山地を中心に中部にまで分布する。
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