ブナ科マテバシイ属シリブカガシ,学名:Lithocarpus glabra,by.かのんの樹木図鑑
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【ブナ科 マテバシイ属】 | Lithocarpus glabra | |
【 尻深樫 】 別名 / シリフカ,シリブカ | ||
●常緑高木 ●高さ:15m ●花期:9月 ●果期:翌年の秋 ●分布:本州(近畿地方以西),四国,九州,沖縄 |
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参考文献 1) 「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P270 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P365 3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
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建築材,器具材,薪炭材として利用される。堅果はマテバシイほどではないが渋の量は少なく,食用になる。 堅果の表面は白いロウ質で覆われており,布などで磨くとピカピカになる。殻が堅いので子どもには少し加工が難しいが,工作に用いると見た目がよい。 |
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殻斗がとれた跡がへこんでいることから,尻の深いドングリをつける樫の木の意味。近縁種のマテバシイも同様の特徴がある。樫と名が付くことから材としての有用性が昔から認められてきた樹種なのだろう。 |
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岡山県内では南部から中部にかけて自生する。 | |||||||||||||||
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