ブナ科ブナ属ブナ,学名:Fagus crenata,かのんの樹木図鑑
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 ブナ科 ブナ属】 学名 : Fagus crenata
   ブ  ナ
【 山毛欅 】
 別名/ホンブナ,シロブナ,ソバグリ,ソバノキ,オモノキ
 英名/Japanese Beech 
 ●落葉高木
 ●高さ:30m
 ●花期:5月
 ●果期:10月
 ●分布:北海道,本州,四国,九州
(籠島県高隈山が南限),日本固有種
参考文献
1) 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」P216
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P361

2005.11.15 岡山県吉備中央町「大平山」
美しく黄葉が進んでいた。
2005.11.15 岡山県吉備中央町「大平山」
大平山でやっとであったブナ。すでに黄葉が進み,元気のよい葉は撮影できなかったが,まさしくブナの葉。
2007.5.3  岡山県立森林公園 2009.5.31 岡山県立森林公園
若い葉には,両面に長い軟毛がある。
2007.5.3  岡山県立森林公園
雌雄同株。葉の展開と同時に開花する。間近で撮影することができなかったが,落下した雄花序が地面にたくさんあった。
2005.11.15 岡山県吉備中央町「大平山」 2005.11.26 岡山県「森林公園」
蒜山などで見られるようなセンタイ類,地衣類の付着はあまり見られなかった。
これはイヌブナの可能性が高い。
こちらが典型的な樹皮(じゅひ)の様子。センタイ類,地衣類が多く付着している。
2005.11.26 岡山県「森林公園」
おそらく葉芽(はめ・ようが)と思われる。混芽はもう少し太いようだ。
2006.4.28 岡山県立森林公園 2009.9.27 岡山県「若杉原生林」
昨年の秋に実った果実。地面にたくさんの殻が落ちていた。
2010.3.13 岡山県吉備中央町 2006.4.28 岡山県立森林公園
県北から持ち帰った種子が発芽し始めた。
見どころ
幼木の年齢の数え方
名の由来
「ナラの木と違って,材が柔らかく役に立たないから「無楢(ぶなら)」と呼び,切り倒した材が短期間で朽ちるので「木無」※と書くという説がある。2)
岡山県情報
吉備中央町と高梁市の境に位置する「大平山」は,岡山県内におけるブナの南限とされている。県北の中国山地ではブナの自生が多く見られる。
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