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荒神社のアベマキ

▲道路から見上げたところ。竹藪に隠されて全貌はほとんど見えない。
所在地 岡山県加賀郡吉備中央町高谷
北緯 34度51分33.2秒、 東経 133度45分56.8秒、 標高 283m
資料1 資料2 資料3 資料4 資料5 資料6 作者計測
目通り周囲 4.15m 4.3m 4.4m
根回り周囲 4.25m
樹高 24.5m 28m 23m
推定年齢(年) 300年 250年
調査年 1978.1 2017
指定の種類 吉備中央町指定天然記念物(H13.12.25)
調査年の「*」は、資料の発刊された年を示す。 
 アベマキは、ブナ科の落葉高木で、高さ15m、直径40cmほどになる。(1)
 本樹は、吉備中央町高谷(たかや)大高下(おおこげ)の小高い丘の上、荒神(こうじん)様の脇にある。資料2では「高谷荒神のアベマキ」、資料6では「高谷のアベマキ」とあるが、吉備中央町の文化財目録では「荒神社のアベマキ」とあるので、ここではそれに従う。
 周囲をモウソウチクに取り囲まれているが、それを抜けたあたりから太い枝を広げ、見上げるとかなりの迫力がある。現在(2016)のところ、腐朽等の痛みは見られない。周囲の竹を整備するとさらに生育が安定し、樹の存在感も増すと思うのだが。
(参考文献)
資料1 岡山県緑化推進委員会(1972)『岡山の巨樹老木名木』
資料2 三宅一喜(1981)『岡山県の植物文化財』岡山県自然愛護協会
資料3 加茂川町教育委員会(1988)『加茂川町の文化財 改訂』
資料4 環境庁(1991)『第4回 自然環境保全基礎調査 日本の巨樹・巨木林中国・四国版』
資料5 岡山県環境保健部自然保護課(1992)『巨樹老樹を訪ねて』
資料6 岡山県岡山地方振興局(2002)『樹樹のかがやき』

(1)  高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年

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