バラ科サクラ属ユスラウメ,学名:Prunus tomentosa,かのんの樹木図鑑
【バラ科 サクラ属】 |
学名 : Prunus tomentosa |
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【 梅桃・山桜桃・桜梅 】 別名 / ユスラゴ |
●落葉低木
●高さ:3〜4m
●花期:3月下旬〜4月上旬
●果期:6月
●分布:中国北部,朝鮮半島原産 |
参考文献
1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2000年,P530
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▲果実は直径約1pの球形。生食できる。 |
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▲葉は葉脈のところ窪むので,縮れたように見える。裏面は脈上などに短毛が密生している。 |
2013.6.17 岡山県加賀郡吉備中央町(植栽) |
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H16.11.23 岡山県「半田山植物園」 |
H16.11.23 岡山県「半田山植物園」 |
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H16.11.23 岡山県「半田山植物園」 |
H16.11.23 岡山県「半田山植物園」 |
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樹皮(じゅひ)はなめらか,所々皮がめくれるようにはげている。 |
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H16.11.23 岡山県「半田山植物園」 |
H16.11.23 岡山県「半田山植物園」 |
サクラ亜属では,側芽(そくが)が1個ずつつくが,ユスラウメの仲間は3個並んでつくのが特徴。 |
頂芽(ちょうが)。 |
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ニワウメ(Prunus
japonica)は葉がやや細長く,ユスラウメのように縮れた感じがない。また,裏面の脈上にわずかに毛がある程度であることから区別できる。 |
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日本には17世紀以前に渡来したとされ,当時は「桜桃(さくらもも)」と呼ばれていた。しかし,明治時代になりセイヨウミザクラ(西洋実桜),いわゆるサクランボが渡来し,混同を防ぐためユスラウメと呼ばれるようになったと言われる。 |
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庭木として植栽される。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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