バラ科バラ属テリハノイバラ,学名:Rosa wichuraiana,by.かのんの樹木図鑑
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【バラ科 バラ属】 | 学名 :Rosa wichuraiana | |
【 照葉野薔薇 】 別名 / ハイイバラ | ||
●つる性落葉低木 ●高さ:−− ●花期:6〜7月 ●果期:10〜11月 ●分布:本州,四国,九州,沖縄 |
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参考文献 1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P562 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P108 |
2009.6.14 岡山市「犬島」 | |
枝先に白色の5弁花を数個つける。雄しべは多数あり,葯(やく)と花糸(かし)は黄色。花柱は1個あり,有毛。花の直径は3〜3.5pあり,ノイバラよりもひとまわり大きい。 | |
2009.6.14 岡山市「犬島」 | |
葉は互生,長さ4〜9pの奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)。小葉(しょうよう)は長さ1〜2pで2〜4対あり,いずれもほぼ同じ大きさ,ノイバラに比べると厚く,表面に光沢がある。縁には粗い鋸歯(きょし)がある。葉の先端が丸い場合が多いが,とがっているものもある。両面とも無毛。葉軸や小葉のふちに腺毛(せんもう)があることがある。 | |
2009.6.14 岡山市「犬島」 | |
枝は無毛,ほとんど立ち上がらず匍匐する。刺は細く,かぎ状に湾曲している。 托葉(たくよう)は緑色で,幅が広く,縁には腺状の鋸歯(きょし)がある。 |
ノイバラに似るが,托葉の形が異なる。また,本種は葉の上面に光沢があり,小葉はやや小さく,花はひとまわり大きい。 |
葉の上面に光沢があるノイバラの意味。 |
岡山県南部に多いが,中部でも見られる。 |
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