【バラ科 トキワサンザシ属】 | 学名 : Pyracantha angustifolia | |
【 橘擬 】 別名 / ホソバトキワサンザシ | ||
●常緑低木 ●高さ:2〜4m ●花期:5〜6月 ●果期:10〜1月 ●分布:中国原産 各地で植栽される。 |
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参考文献 ・山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」P662 ・講談社「樹木 見分けのポイント図鑑」P206 |
H16.12.27 兵庫県「王子動物園」 | 2006.12.11 岡山市「半田山植物園」 |
ピラカンサの類はよく見かけるが,タチバナモドキはあまり見かけない。これはタチバナモドキのネームプレートがあったのだが,葉は明らかに大きかった。標本を採らなかったので明かでないが,葉の裏には毛があるのも本種の特徴であるらしい。 | 葉は互生(ごせい)または,束生(そくせい)。狭長卵形〜狭倒卵形で,先端は丸い。縁は全縁(ぜんえん)。表面にはやや光沢がある。 同属のヒマラヤトキワサンザシ,トキワサンザシは,細かな鋸歯がある。 |
2006.12.11 岡山市「半田山植物園」 | 2006.12.11 岡山市「半田山植物園」 |
葉裏には,灰褐色の綿毛が密生しており,無毛のヒマラヤトキワサンザシ,トキワサンザシとの区別のポイントになる。 主脈は赤味を帯び,裏面に隆起している。 |
枝は赤褐色で,所々に刺状になった短枝(たんし)がある。 |
2006.12.11 岡山市「半田山植物園」 | 2006.12.11 岡山市「半田山植物園」 |
果実はやや扁平な球形で,橙色。これがミカン科のタチバナに似ているところが名の由来になった。 果実は,ナシ状果と呼ばれる偽果。花床(かしょう)が肥大し,果実を包み込んでいる。 |
樹皮は灰褐色。横長の皮目が目立つ。 |
●見分けるポイント●
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