【バラ科 シャリンバイ属】 | 学名 Rhaphiolepis indica var.umbellata | |
【 車輪梅 】 別名/タチシャリンバイ,ハマモッコク※2 | ||
●常緑低木〜小高木 ●高さ:1〜4m ●花期:5月 ●果期:10〜11月 ●分布:本州(宮城・山形県以南),四国,九州,沖縄 |
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参考文献 ・「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P654 ※1 ・「もち歩き図鑑 花木ウォッチング」(オーイズミ)P47 ※2 |
2006.9.24 岡山県自然保護センター | H15.1.15 岡山県「御津スポーツパーク」 |
葉は互生(ごせい)で枝先に集まって付く。長楕円形〜倒卵形。質は厚くしっかりとしている。縁には浅い鋸歯があるか,または,全縁。表面には光沢があり,両面とも無毛。葉の形には変異が多く,丸くてわずかに鋸歯があるものを,マルバシャリンバイ(var. integerrima),細くて,全体に鋸歯があるものをタチシャリンバイとする考えもある。 | |
H15.5.30 岡山県自然保護センター | |
H16.5.23 岡山県自然保護センター | 2008.6.7 岡山県吉備中央町 |
枝先に円錐花序(えんすいかじょ)をだし,白い5弁花をつける。花弁の先端にはしばしば歯牙(しが)がある。雄しべは多数。あまい香りがある。私の観察では,花粉を出し終えた雄しべの花糸(かし)は,紅色を帯びるようだが,どんな意味があるのかは不明。 |
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2006.9.24 岡山県自然保護センター | H15.12.30 岡山県吉備中央町 |
未熟な果実。わずかに赤みを帯びている。 | 完熟した果実。普通は上向きにつくとされるが,重くなると写真のように垂れ下がることもある。 |
H15.11.16 岡山県自然保護センター | H15.12.30 岡山県吉備中央町 |
ナシ状果(花床が子房を包み込んで果実を形成する偽果のひとつ)。 中には光沢のある大きな種子がひとつある。鳥にはあまり人気がないのか,遅くまで枝に残っていることが多い。 |
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●豆知識●
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