バラ科ザイフリボク属セイヨウザイフリボク,学名:Amelanchier canadensis,かのんの樹木図鑑
 もどる ホーム ←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

 【バラ科 ザイフリボク属】  Amelanchier canadensis
 セイヨウザイフリボク  
【 西洋采振木 】   別名/ ジューンベリー
 ●落葉小高木
 ●高さ:6〜7m
 ●花期:4月
 ●果期:6月
 ●分布:北アメリカ北東部  耐寒性が強く全国各地で植裁される。
 
参考文献
1) 「樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P658

H17.5.1 岡山県「自然保護センター」
自然保護センターに植栽されたセイヨウザイフリボク。
H15.6.29 岡山県「自然保護センター」 H15.5.18 岡山県「自然保護センター」
葉は互生(ごせい)し,写真では見えにくいが,ふちには浅く細かい鋸歯(きょし)がある。 うら面の主脈(しゅみゃく)と葉柄(ようへい)には白い毛が密生する。
H17.5.1 岡山県「自然保護センター」 2005.4.23 岡山県吉備高原 〜植裁〜
線形の白い花弁が美しく,これを采配に見立てて,ザイフリボクの名が付いたと言われる。
右の写真では,雄しべが18個,花柱は1個で柱頭は5裂しているように見える。
山渓の図鑑の在来のザイフリボクの写真と比較すると,雌しべの様子がかなり異なる。在来のザイフリボクは花柱が5個あるようだ。
H15.6.29 岡山県「自然保護センター」 2006.6.17 岡山県吉備中央町
緑色のときは,ソヨゴ(モチノキ科)を思い浮かべたが,しだいに,紫色から黒紫色に熟し,白い粉をかぶってくる。黒みを帯びてくると食べ頃。甘くて美味しい。
H16.2.8 岡山県「自然保護センター」 H15.6.29 岡山県「自然保護センター」
褐色のすじが多く見られる。
見どころ
●日本に在来のザイフリボク Amelanchier asiaticaがある。
●自家結実性なので1本で結実する。生食やジャム,果実酒などに利用できる。
名の由来
西洋のザイフリボクの意味。「ザイフリボク」は漢字で「采振木」と書く。これは,花の形が采配(さいはい)を振っているように見えることに由来する。 ※采配とは戦国時代に武将が指揮にもちいた道具で短い棒の先に,白い紙などを短冊状に多数つけたもの。
岡山県情報
植栽される。
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 もどる ホーム


かのんの樹木図鑑 渓舟の昆虫図鑑

Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system